vol.17 「できない」の理由

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コラム
現役高校教師のこもりです。

今回は、生徒との面談でよく登場する

「できない」

という言葉について考えてみようと思います。

前回のブログはこちら↓

4月に入り、クラス替えがありました。

年度初めということで、新しいクラスの生徒と面談をし、学習状況や希望進路の確認をしました。

その面談の中で、ほぼ全員が口にした言葉。

それが

「〇〇ができない」

という言葉です。

「英単語が覚えられない」
「長文が読めない」
「基礎はできても、応用問題が解けない」

内容は人によって様々ですが、ほとんどの生徒が何かしらの「できない」を抱えていました。

私は、その原因を突き止めるために、色々な質問をしました。

すると、原因は”たったの2つ”に集約されたのです。

さて、何だと思いますか……?



答えは

「そもそも努力が足りていない」

もしくは

「力を入れるべきところ/力の入れ方が間違っている」

というものでした。


なんと「英単語が覚えられない」と言っていた生徒は、

「英単語の勉強を1日5分程度しかしていなかった」

のです。

「基礎はできても、応用問題が解けない」と言っていた生徒は、
「基礎が60%しかできていないのに、応用問題を解こうとしていた」
のです。


「やってない」「できない」のは当たり前です。
「60%はできている」「40%ができていない」のと同じです。


これは、勉強以外にも言えることだと思います。
「できない」の原因は、意外と単純なことが多いです。

大切なことは、
本当の原因を見つけ、しっかりと自覚し、行動を起こすことですね。

さぁ、あなたの「できない」は何でしょうか?
解決策は、意外と根本的な部分かもしれませんよ。

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