「サブドメイン」と「サブディレクトリ」の違いとは

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IT・テクノロジー
「サブドメイン」と「サブディレクトリ」と一見すると同じように思えるのですが全く異なる役割を持っています。
今回は、「サブドメイン」と「サブディレクトリ」の両者の違いについてざっくりと解説します。

例えば、ドメイン名(URL)が下記のようになります。
オリジナルドメイン⇒google.com/ の場合
サブドメイン⇒○○○○.google.com/
サブディレクトリ⇒google.com/○○○○/

「サブドメイン」とは
メインサイトのドメインを任意で設定されたドメインです。オリジナルドメインを区切ってそれぞれ独立したサイトとして運用するので、運用元が同じでも異なるテーマのコンテンツを扱うときに活用します。「サブドメイン」であれば新規ドメインの購入費用や手間があまりかからない為、新しいテーマのコンテンツを安く工程数をかけずに作りたい場合にお勧めです。
サブドメインについて.1-1jpg.jpg
「サブディレクトリ」とは
オリジナルドメインの配下で作成したディレクトリまたはカテゴリの事を意味します。オリジナルドメインの下層に存在している為、オリジナルドメインのSEO評価を共有することが出来ます。その為、「サブディレクトリ」はオリジナルサイトと関連のあるコンテンツを作成する必要があります。メリットは、オリジナルドメインの影響を受けるので、同一テーマのコンテンツを充実させることでサイトの専門性が高まります。

サブドメインについて2.jpg

「サブドメイン」は新規サイトとして扱われますが、「サブディレクトリ」はオリジナルサイトと同じサイトの扱いになるということです。基本的にはオリジナルサイトとテーマが大きく異なる場合は「サブドメイン」を使い、オリジナルサイトとテーマが近い場合は「サブディレクトリ」を使う事をお勧めします。コンテンツを制作する場合は、上記の内容を踏まえて、運用面においてどちらが維持しやすいかという点から選択することです。Googleの評価として「サブドメイン」と「サブディレクトリ」の間に優劣はないが、クロール最適化という点で数日の差が生じるといわれています。とはいえ「サブドメイン」と「サブディレクトリ」に優劣の差はないので、ご自身の運用方法に合わせて使い分けた方が良いと思われます。
【独自ドメインの決め方のポイントについてはこちら】


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