私が方位に興味を抱いたきっかけ

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占い
私が「方位」に興味を持ったきっかけは、小学3年生の頃に遡ります。
当時、母が「方位」を数年学んでいたため、占いを一切信じないタイプの父が旅行を計画する際には旅の目的地をめぐって父と母が口論となることが多々ありました。例年、夏休みになると自宅から120キロメートル以上離れた海水浴場に行くことが我が家の恒例行事となっており、とある年も父が当該海水浴場に行く計画を立てておりました。すると、母が「今年はやめておいた方がいい。私は行かない。」と猛反対。当然、占いを信じない父は「方位なんて関係ない。ダイスケと2人で行ってくる。」と反対を押し切り、海水浴場に行くことになりました。
海水浴当日、午前中から不運なことが起きます。例年では父が海水パンツのポケット(ジッパー付き)に車のカギをしっかり入れているのに、その年はポケットのジッパーを閉め忘れたため車のカギを海の中に落としてしまいました。携帯電話や貴重品、お昼ご飯の準備用に買ったアウトドア用品等は全て車の中にあったため、何もすることができません。鍵を作成しようにも鍵屋と連絡を取れないため、海水浴場から2キロ以上離れた交番に海パン+ビーチサンダルという姿で歩いていき、交番の電話で鍵屋と連絡を取らせてもらい、数時間と数万円をかけて鍵を作成してもらい、ようやく夕方に車のドアが開きました。泳いだ時間は2時間程度でそれ以外は鍵の作成の待ち時間に費やし、1日の大半を無駄に過ごしました。
溜息をつきながら、海水浴場の最寄りの温泉に行き、「今日は残念だったね~」と父とお湯に浸かりながら反省会をし、脱衣所に戻ると、なんと父の荷物一式が無くなっていました。反省会をしている間に何者かに盗まれたのです。タオル1枚で父が入り口の係員に荷物が取られたことを報告している間、私は下駄箱の方をキョロキョロしていました。すると、父の着替えの入った袋が下駄箱に置いてあるのを発見し、中を確認すると現金(お札は念のため車に入れていたため、2千円程度)のみ盗まれていました。
このように、凶方位に出向くと、まるで誰かが意図的に「仕組んだ」かのように悪いことが次々に起きるということを、この経験によって幼いながらも身をもって知りました。
重大な交通事故または海で溺れる等、最悪な事態とならなかっただけマシでした。
そのような出来事があったにもかかわらず、父は方位を信じず、勤務先の会社に転勤の希望を出したことにより、関東から関西へ転勤、その7年後に関西から関東に転勤しました。行きも帰りも方位は「暗剣殺」という凶方位。当然ながらその後、仕事が上手くいかずに退職。塾を開業するも生徒が集まらず数年で廃業という結果となりました。ただ単に偶然で運が悪かったのか、当人の努力不足と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、方位は凶方位を示していただけに、私は方位の影響を多大に受けた結果であると信じてやみません。

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