ゴシップ系のカバーデザイン!GDTの法則【本性】とは

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デザイン・イラスト
地雷女と肥し男・マスター案1.0.png
そんなわけでドーーーーーンッ!!!

Kindleの表紙を今も何件か同時進行でお受けしていまして、続々とリリースされているところです。

デザインチームに所属していた頃もそうですが、やはり自分がデザインしたものが本になって書店に、Kindleストアに、並ぶってのは何度味わっても嬉しいものです。

自分が受け持った書籍は、クライアント様に頼まれるまでもなくやっぱりポチってしまい。自分のKindle端末に入れて読むとまた味わい深いんですよね。

今回の「地雷女と100%出会えない肥し男」
この表紙は、クライアントさまからラフをいただいたものの。
「どうせやるならゴシップっぽい、キケンな香りがするデザインにしちゃおう」と半ば私の趣味が大きく出てしまいました。

そういったものって「それはちょっとイメージと」って言われることもなきにしもあらずなんですが、とても寛容に私の趣味に同意してくれて、そのまま採用にしていただきました。

「GDTの法則」といって「目標・欲望・本能」というマーケティング・セールスライティングみたなものがあります。
今回はその「本能」に寄せていて、その中の「controversy(コントロバーシー)」をくすぐるデザインにしたいと思い構想を練りました。

まぁ簡単に言うと「両手で目を伏せて、その指の間から除いちゃう」ような、そんなドキッとイケないものみたくなる感情(本能)。

「これは秘密なので、誰にも言わないでくださいね。」
「この先はショックが大きいので、心臓の弱い方はみないでください。」
って前置きされると「何?何?」と過剰に興味が湧く、そんな感情。

ゴシップ系の週刊誌ではお家芸ですが、YouTubeや書籍などでも「こんな煽り」はもはや不可欠なマーケティングスキルですね。


クライアントさまにポートフォリオ掲載のお願いをしたら
「こんな怪しげな本を拡散して、逆にイメージ的に大丈夫ですか?」と心配されました(笑)。

いいんです。こーいうデザインは好きなんで(笑)。

実はこのデザインから、背景の影、字の歪み、目や唇の光沢、など。
そんな不穏なキケンな加工を取り除くと、普通のお洒落系のフォッション誌のようなデザインになる、そんなイメージを隠してます。

と、饒舌に語ってますが、完成した本を読ませていただいて
内容と表紙を照らし合わせたとき「あぁ、この表紙で正解だった」と思いました。

Amazonで販売(unlimited対応)しているんで、気になった方はひっそり覗き見てください。
心地よい背徳感をどうぞ!

ひなた(ひなたデザインラボ)


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