HDDはSMR? CMR?

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IT・テクノロジー
略称ばかりのタイトルで申し訳ない。
ハードディスクの書き込み形式で最近SMRという形式が出てきた。
詳しい事はここでは省略するがそれまでの形式のCMRに比べて密度を高く出来るため同じ物理サイズのハードディスクでも容量がが多く出来るようだ。
ただこれはメーカー側のメリットしか無かった。

SMR形式のHDDで書き込む時は重複している部分はもう一度書き直しをする必要があるようでその分余計に時間が掛る。ユーザーにはデメリットだった。

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実際私もSMR形式のHDD(6TB)を購入しNASに導入したのだが2年程度で壊れてしまった。それ以前に使っているCMR形式のドライブは壊れていない。
壊れた部分はMBR(ディスクの先頭)あたり。NASに入れて24時間停止していないはずだけどここが壊れるって致命的だ。一番読み書きする部分だし。
一代目のSMR形式のHDDが問題無いと思って同じ6TBのHDDを1年後に追加購入したがそちらは問題無し。1台目はたまたまかなとも思ったが壊れた6TBの替わりを探すために調べていて驚いた。同じ型番(と言われている)でもSMRからCMRにコッソリと変えているとのこと。時期的には2台目購入時はCMRになっているようだった。だから2台目は壊れないのかと。

結局技術的な問題なのかSMRはあまりメリットが無さそうな気がする。
密度を上げるのはいいがトラック等のそれぞれのデータに被る形で密度を上げてしまったらこんな結果になったのかも。
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