親の子離れ 子の親離れ

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占い
年末年始にかけて
離れて暮らす親と子が
顔を合わす機会が増えますが
関係が良好ならば
年に一度か二度の再開が
楽しみでしょう
しかし そうでない親子にとっては
憂鬱なイベントとなります

不幸中の幸い 親と子
両者共にはっきり憎み合っているのならば
まだ 報われます
お互いそれで 腑に落ちているのであらば
そもそも 会うこともないでしょうから

里帰りは強制ではありません

厄介なのは親も子も
その属するないし 
かつて属した家庭(独立した子から見て)が
現在進行形で内在し続けている
問題に気付けていないパターンです

子供は慣習からくる義務感によって
里帰りしますが 浮かない気持ちに苛まれます
親は こと母親は『子はいつまでたっても子』だという
時と共に 切なく歪んでしまった親心を振りかざして
干渉を始めます

ここには 老後の不安 ひいては子に面倒を見てもらいたい
もしくは 育ててやったのだから
面倒みてもらって当然だという主張が
巧みに絡み合い 内在していきます

かつて家庭の問題に
家族一同が真正面から
ぶつかり合った親子は
一度 社会的に面目も潰れ
それでも諦めず 向き合った親子ならば
その先に幸せが待っています

本当に お互いの人間性を
尊重し合える仲が築けるからです

上っ面だけの体裁ばかり気にかけて築いた
文字通り上っ面だけ幸せの家庭は
往々にしてその共同体の持つ歪みの矛先が
子にあたり続け その負のエネジーを
蓄積していきます

ただ 誰も気づけないのです
父親も母親も その家庭の教育方針が
もたらした結果である子ですら
問題の正体はおろか
その存在すら見つけられません

かくして子は大人となり
独立し物理的に親離れしているのですが
年に一度二度 里帰りした際
その古巣には かつての問題が
解消しきれぬまま
そのまま息づいていますから
父親 母親 そして物理的独立はしたが
実質 親離れに失敗した子と役者がそろった時点で
また活動を再開し
その一家総出でないがしろにした
問題の磁場に踊らされ
大喧嘩を始めるのです

子は悩みます
良識のある人でしょうから
親も悩みます
ただ人並の幸せが
欲しいだけでしょうから

時に過ぎ去った幸せな日々を
振り返ってください
その脇で不幸せのどん底で
しのぎを削っていた人たちを
思い出してください

かつて気にもかけなかった人が
自分の足でしっかりと立ち
本当の自分の人生を生きています

今 直面する問題に対峙できなければ
あなたの目の前の自信にみちた旅人は
時の彼方へと 
永遠に消えてしまうことでしょう


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