イラストとデザインを同時に発注できるクリエイター。岡割くまいです。
今、一番多くご依頼をいただいているサービスが、イラスト入りのチラシ制作になります。
お客様とやりとりをさせていただいている中で、
「ちょっともったいないなー。損しちゃってるなー。」
と思うことが、度々ありました。
それは
成果物に対する、修正・訂正依頼のやり方がもったいない!
ということ。
私の場合、訂正回数に上限を設けさせております。
ここで注目していただきたいのが、訂正「回数」であって、訂正「箇所」ではないのです。
例えば、訂正箇所が3ヶ所あったとします。
もったいないな〜と思うのが、以下のパターンです。
1回目「Aのところ訂正お願いします。」
2回目「あっ、あとで気づいたのですが、Bのところも訂正お願いします。」
3回目「たびたびすみません、Cのところも後から気づいて…訂正お願いできますか?」
このパターン、本当に多いです。
これだけでもう訂正回数を3回も使用してしまっています。
こういった指示をしている場合、さらに気になる箇所が出てきた場合、どんどん回数がかさんでいって、上限を超えると、追加料金が発生してしまいます。
これを防ぐためには、
もらったデータをしっかり確認して、まとめて訂正指示をだすことです。
おすすめなのは、一度プリントアウトしてみること。
そうすると、不思議と全体像がしっかり見れます。
プリントアウトしたものに、赤ペンを使って訂正を記入します。
それをもとに、訂正指示を返信すると。
1回目
「AとBとCのところ、訂正お願いします。」
と、同じ修正箇所にもかかわらず、訂正回数の消費は1回ですみます。
作業する側としても、一気に修正作業を終わらせることができますし、やりとりの回数が減るぶん、納期短縮にもつながります。
また、印刷所に入稿するためのデータに変換した場合、文字・画像に関係なく、変更には手間がかかります。
入稿用データ作成後にどうしても変更したい箇所が出てきた場合は、それまでの訂正回数とは関係なく、追加料金をいただくことになります。
いらぬ料金を発生させないよう、入稿用データ変換前の最終チェックは入念に行ってください。
住所や電話番号などの連絡手段にも間違いがないかもしっかりチェックしましょう。
もちろん私もチェックしていますが、重要な情報はチェック体制を厳重にした方が良いので、お客様にもチェックしていただければと思います。
無駄な料金を発生させないためのコツまとめ
・もらったデータはプリントアウトして、全体像を確認する
・修正依頼はできるだけまとめて行う
・入稿データに変換する前のチェックは、入念に行う
このコツをうまく活用して、無駄が発生しないように役立てていただければ幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。