声色・声質との闘い

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コラム
最初に受注したのは漫画動画でした。
特に何の疑問も持たず、私の持てるすべてを出して提出していたのですが。
少しご依頼が減ったタイミングで、別の新規に応募した時に思ったのです。
「これ、高い声が求められている?」
いわゆる、アニメ声ですね。
可愛い~女の子の声。
出るわけがない。

元々が「落ち着いた声」
どちらかと言えば、有無を言わさず「低音」である私。
裏声も高校時代に練習したけど、全然使い物になりませんでした。
これは・・・今から頑張るチャンス?
と、頑張ってみたんですよ。

車の中では可愛い声を出せるように練習しました。
事故ってドライブレコーダーの提出を求められたら拒否したいレベルで車内で練習。
車の中では出る音が、マイクの前では出ない。
これ、何ででしょうね?
いまだによく分からない。
多分、セリフの高低で、車の中では出しやすいセリフで練習するけど、他のセリフになると出ない・・・とかいう事だと思うのですが。
ちょっと自分でもよく分かりません。

世の中には裏声を駆使して男女を使い分けている方もいらっしゃいます。
それ、どこからどう出して安定しているのー?
と、迷走していたんですがね。
ある日きっぱり

「無理」

と悟りました。
と同時に「私のアピールポイントは中低音だ」という事も悟りました。
無理しちゃいかんよ。
出せない音を頑張るより、出せる音、得意な音に磨きをかけようという方向に切り替えました。
すると、そういった「落ち着いた声」を求める募集も目につくようになり、そこから新たにとんとん拍子で新規案件が決まる事もありました。

ですので、私の得意は中低音!
特に落ち着いた声質です!
カッコイイ、シックなナレーションを得意としておりますので・・・刺さる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたしましす!
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