中学受験の明日のために その6 塾に依存しすぎるのは考えもの

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 学習塾に通うだけで成績が上がればこんなに楽な話はありません。しかし、現実はそんなに甘くないです。

学習塾は、教材や授業、学習環境やノウハウは提供しますが、実際に本人が勉強しない事には成績は上がりません。学習塾に通っているけれど勉強しない人より、学習塾に通っていないけれど自分で勉強する人の方が成績は上がります。

学習塾に通うメリットは、効率よく勉強できる教材や理解をサポートしてくれる授業があったり、周りに勉強する生徒がいる事で刺激を受ける環境や合格のノウハウがある事です。これらをうまく利用すれば、効率よく成績を上げる事ができるでしょう。デメリットは、塾に依存しすぎてしまう可能性があることです。受け身の勉強になり、授業を受けるだけで勉強した気になり、実績のある学習塾に通っているだけで合格するものだと思い込んでしまう場合があります。

学習塾に通えるのは、恵まれた環境に生まれた人です。その環境を当たり前だと考えるようになると、周囲に対する感謝が無くなり、周りにさらに要求するようになり、自分自身が行動しなくなってしまいます。負のスパイラルですね。これらは全て、依存しすぎている事が原因です。やはり成績を上げるには、甘えを減らしていき、周囲に依存するのではなく、自分に期待する事が大切です。一度依存しすぎる事が癖になると、そこから脱却する事はなかなか難しいです。

そういった場合、一度学習塾を辞めて環境を変える事は解決策の一つです。勉強できる環境がある事は当たり前ではありません。勉強したくてもできない環境の人は世界中にたくさんいます。その事に気づけば、周囲に対する感謝の気持ちが出てきます。依存心が無くなれば無くなる程、周囲には感謝できるようになります。そうすると、協力する人や応援する人が現れ、ますます感謝できるようになり正のスパイラルに入ります。正のスパイラルに入れば、能動的に勉強するようになるので能力が向上していくでしょう。

 今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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