中学受験の明日のために その89 競争が苦手でも受験に勝てる?

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 人と争うのが苦手な人は多くいます。結論から言うと、そういう人でも受験は勝てます。

なぜなら受験は、人との争いではなく自分との戦いだからです。人よりも点数が高いから合格するというよりも、他人ができる問題をミスしなかったから受かるのです。他人ができる問題をミスなくできることは、人との争いに勝つというわけではありません。自分の中の不注意に勝つということです。他人ができる問題は、典型的な問題を繰り返し解けば身につくものばかりです。

競争心の強い人は、ライバルが勉強していると自分も勉強します。それで能力が向上して受かりやすいという側面はありますが、競争心の強くない人でも、マイペースに自分の為すべきことを為して、本番でミスしなければ勝手に受かるのです。本当の敵は自分の心の中にあるということを忘れないで下さい。怠ける自分、甘えている自分、誘惑に弱い自分の心こそが敵なのです。自分との戦いに集中していれば、周りは気にならなくなります。気になっている時点でまだまだ精神修行が足りません。勉強を通して精神修行に励みましょう。

ライバルは昨日の自分と考えて日々戦っている人には魅力があります。競争心の強くない人は優しい人であることが多く、それは長い目で見ると途轍もない長所なので、自分の長所を失わず、自分との戦いに勝って欲しいと思います。

心優しい人が勉強をして学歴をつけると、人の上に立った時とても魅力的で慕われる人になります。心優しい人は悪い人にいじめられやすく、嫌な思いをすることが多いです。しかし、勉強して学歴をつけると、いじめている人も陰では一目置くので心優しい人こそ勉強を頑張って学歴をつけるべき人なのです。

勉強以上に将来報われることは他にありません。学歴は一度つけると一生ついて回ります。お金で買うこともできません。20歳前後で身につけなければあまり意味のないものです。だからこそ、10代を勉強に費やすことはとてつもなく大事なのです。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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