違う形の同じ機能

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学び
機械式腕時計の心臓部と呼ばれるテンプ。
その軸は髪の毛よりも細く、衝撃に弱いのは言うまでもありません。

そのテンプを衝撃から守る「耐震機構」にはバネが採用されています。
時計に力が加わったときは、バネがしなることで力を逃がし軸が折れるのを回避します。

そのバネ部分、実はメーカーによって形が大きく違います。

これはオメガの時計。画像左上の方にあるのがテンプ。
omginca.jpg

お次はリコー(現在はSEIKO)。
richoflex.jpg


最後はジャガー・ルクルト。
DSC_9999-1.JPG


すでに特許の切れたものもあり、各ブランドが好きな形のものを使っています。

例えばオメガで使われているものはタグ・ホイヤーと共通であったり、
ルクルトはロレックスと同形状であったり。
探してみると「あ、これもここと同じ!」なんて発見があるかもしれません。


私個人としてはSEIKOなどの回す方式が好みです...。

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