破局噴火や大地震は起こるのか?

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私は都市伝説や陰謀論は信じないほうでして、YouTubeにあるその手のコンテンツは視聴はすれど特に気にも掛けないスタンスで過ごしています。

とは言うものの、科学的に起こり得る可能性が排除できない事象については話が別でして、例えば、トンガの大噴火に見られるような突如襲って来る自然の猛威などには関心があるクチです。それこそ、日本は東日本大震災をはじめとする大災害が頻繁に発生する地域。特に平成時代は多くの災害に苦しめられましたよね。せめて令和は平穏無事な時が流れて欲しいものです・・・。

ところで、皆様は“たつき諒”さんの『私が見た未来』というマンガをご存知ですか?冒頭で都市伝説の類いに興味がないとしておきながら、のっけからどストレートな終末ものを紹介する厚顔無恥ぶりですが、どうかお許しあれ。さて、先述したマンガですが、その界隈では話題のコミックとしてベストセラーになっているのだとか(再版された模様)。それもそのはず、作者のたつき諒さんは、自身の予知夢で見た未来がことごとく的中しているらしく、全15ある予知夢のうち13も的中済みとのことで、なかでも、東日本大震災を予知したものが戦慄をもって受け止められているようです。確かに、この的中率が本当だとしたら注目されるのも無理はありません。

そして、残りの2つの予知夢のことでしょうか?コミックの帯に気になる文字が躍っていて、2025年7月に本当の大災難が訪れると書かれているのですよ。具体的には、ブログテーマに記した破局噴火レベルの噴火がフィリピン辺りの海底火山を起点として起こるらしい・・・。う〜ん、荒唐無稽な話とも受け取れますが、実際にトンガで発生した海底火山の噴火を目の当たりにすると、なんだか不安になるのも事実。しかも、その噴火の影響でとんでもない高さの津波が日本列島を襲うみたいで、直近で原因不明の津波を引き起こしたトンガの大噴火から想像するに、あっさり眉唾ものとして片付けられない気もします。と言うのも、トンガの海底火山がある地域は環太平洋火山帯と呼ばれ、広域に渡って火山が連なる有数の危険地帯なのです。ニュージーランド付近からインドネシア、シンガポール、日本、ロシア、アラスカ、アメリカ西海岸、中南米からチリ、アルゼンチンに至る広大な地域に、ぐるっと周回するように佇む眠れる火山達は、今か今かとその牙を剥く態勢を整えているそう・・・。

去年の8月でしたか、小笠原諸島付近の海底にある火山『福徳岡ノ場』が噴火したことにより大量の軽石が日本の太平洋側に押し寄せ、各地で少なくない被害が発生しましたよね。この福徳岡ノ場もいわゆる環太平洋火山帯のひとつであるし、トンガの大噴火と併せて、一帯が活動期に入っていると考えてもおかしくはないのですよ。

そして、たつき諒さんの予知夢で指摘しているフィリピン辺りの海底火山の噴火・・・。環太平洋火山帯にある火山が刺激を受けたことにより、一定の間隔をあけて爆発というシナリオは可能性として十分にある気がします。不安を煽る気は毛頭ございませんが、地球のメカニズムは分からないことが多いですし、たまたま平穏期に暮らしている現生人類というだけでしかない我々は、来るべき大災難に立ち向かう心の準備をしないといけないのかもしれません。

できれば未来永劫、ずっと平和な世の中であることを願いますけど。
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