住宅ローン金利が値上げ、上昇基調に!

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国内大手銀行が住宅ローン金利を一部引き上げることを発表した。
日本銀行によるマイナス金利政策の導入前の水準まで引き上げるとなった。

そもそも住宅ローンが上がる理由は?
これが景気や物価、為替などの様々な環境が影響しています。
例えば、景気がよくなるとお金の循環がよくなり、購買意欲や投資が増えるため金利が高くてもお金を借りる人が増える為、金利が上昇します。
下がるのはそのまた逆に動けば下がっていきます。

そして住宅ローンというのは大きく分けて3つに分かれます。
「固定金利型(全期間)」
「固定期間選択型(一定期間固定型)」
「変動金利型」

要は「固定」か「変動」かの違いですね。
この二つを押さえるのがポイントになります。
なぜなら、固定金利型と変動金利型では金利が変わるタイミングが異なるからです!

まず固定金利型(全期間)です。
代表的なのはフラット35がよく聞いたりすると思います。
この金利を設定するときは「長期金利」を指標とし「10年物国際金利」の影響を受けるのが特徴です。

一般的に長期金利は景気がよくなると住宅ローン金利も上昇します。
よって景気に影響を受けるので上昇のタイミングは比較的早いのが特徴です。
メリットはローン完済まで金利が変わらず返済額が一定です。

次に「固定期間選択型(一定期間固定型)」
ポイントは借手が選択した期間は金利が変わりません。
一般的に固定金利期間が短いほど金利は低くなります。
「2年、3年、5年、10年、15年」と選択できます。

期間終了時に残存期間を「固定」か「変動」を選択するものや
すべて変動の場合があったりします。

メリットは市場で低金利が続いた場合は、変動金利に比べて総返済額が増えるのですが、金利が上がっても固定期間中は金利が上がらないのが安心です!

最後に「変動金利型」
これは日本銀行が決める政策金利に連動しているのが特徴です
「短期プライムレート」を基準に決まります。

「短期プライムレート」とは、金融機関の間で資金を貸し借りする際の超短期期間の金利の動きに影響しています。
日本銀行の動きがポイントです。

実際にインフレにならなければ金利は変動しませんので、金利が上昇するタイミングは遅くなります。
メリットは固定金利型と比べて適用金利が低いです。

コロナ禍で日本及び世界の経済がどう変化していくかわかりません。
その影響を住宅ローンの金利も受けるので、金利の安いうちに住宅購入を検討されては?

その際には、ご相談下さい。お待ちしております。


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