【FXトレードvol.13】環境認識における水平線の重要性

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マネー・副業
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どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

水平線とは

前回、ダウ理論についてお話ししました。
今回は、水平線についてお話ししたいと思います。

ダウ理論は、相場の目線、今は上目線(上昇の雰囲気)なのか、今は下目線(下降の雰囲気)なのかを判断する手法でした。

目線がわかることによって、買いなのか、売りなのか、トレードする上での1つの根拠としてシナリオを構築することが出来ます。

ダウ理論の他に、水平線という手法があります。
これは、エントリーをするポイントととタイミング、損切りするポイントなどを判断する1つの根拠として用いることが出来ます。

チャート上に、ジグザグに表示されるグラフの高値や安値などに、水平線を引きます。水平線を引く際は、ダウ理論で線を引いたときに出来る、高値や安値などに、水平線を引くことになります。


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水平線はなぜ重要なのか


簡単に説明すると、多くの相場参加者は、水平線を引いて環境認識を行っているため、水平線を引くことが重要になります。参加者が水平線を引くことにより、レートがその水平線付近にきたとき、或いは水平線をタッチしたとき、水平線を超えたとき、なんらかレートが反応することになります。それは、多くの相場参加者は、水平線を引いたところにレートがやってきたときに、参加者のトレードシナリオによっては、エントリーやエグジットをする参加者がいるため、なんらかレートが反応すること多くあります。

その反応を観察することにより、今後相場がどのような動きをしていくのか、予測が立てられるのです。

レートは、不規則に上下にジグザグに動いているように見えて、実はある程度法則に従って動いているのです。その法則を作っているのは、相場参加者の皆さんなのです。ちなみに、皆さんというトレーダーの方々は、大口のトレーダーのことを言います。

なので、相場参加者の心理が、チャートに反映し水平線で反応するという流れになります。

私たち一般のトレーダーも、この水平線を意識してトレードした方が、優位性のあるトレードを行うことが出来ます。
むしろ、水平線を抜きにしてトレードするのは、大変もったいないトレード、ということになります。

実際に水平線をどう活用すればよいのか?


これは、かなり奥が深いです。
反応しても、その反応の意味が理解出来ないと、トレードシナリオに活かすことが出来ません。
その水平線で、こんな反応したら、この先相場はこう動いていくだろう。とか、このような反応したらエントリーしようとか。

具体的な活用方法は、また次回お話ししたいと思います。
水平線と同じく、手法を考えないといけないものに「時間軸」ということも同時に考える必要があります。
水平線と時間軸、これは切っても切れない関係です。
この2つの手法が合わさることによって、水平線が最大限活かされてきます。

チャートを見たときに、ジグザグに線を引けること。
そしてそのジグザグに、水平線を引けること。

これは、何度も引いて、慣れていくしかないかなと思います。
慣れていくと、相場環境認識がとても楽しくなってきます。
こう思うのは、私だけかもしれませんが^^;



では、次回は水平線を深堀していけたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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