永久に730達成できなくなるかも知れない危険な誤解

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ご訪問ありがとうございます。本題に入る前に、ちょっと言語化しておきたいことがあります。それは、なぜ私が英語を教える仕事をしているのか、そして、なぜ私が悩める英語学習者を助けたいのか、この2点です。

私が英語講師をしているのには、いくつか理由があります。

1. 他のことよりも上手くできるから。
2. 英語が好きで、得意で、楽しいから。
3. 英語を教えるのも楽しいから。
4. 英語で自分の性格や価値観が変わり、視野や見える世界が広がったから。

そして、悩める英語学習者を助けたいのは、この1点に尽きます。

英語が上達すると、人生が変わるから。

自分がそうだったんです。だから、力を貸すから悩みを解決してみんなも人生変えて欲しい!と思っています。これには、英語講師をしている4番目の理由が大きく関係しています。あれは、めちゃくちゃ楽しくて、信じられないぐらい興奮する経験でした。例えば、

日本語で話す時は知り合って結構な時間が過ぎても人見知りでも英語で話すとなぜか初対面でいきなりフレンドリーになれる。
人種、国籍、性別、年齢などの属性で人を判断しなくなる。
海外一人旅が全然怖くないどころか、楽しくてたまらない。

その他にも色々ありますが、小さかった自分と自分の世界がどんどん大きくなっていく、そんな素晴らしさを一人でも多くの人に味わってもらいたいと思っています。
そして、その素晴らしさを体験できる人が一人でも多くなれば、「人生楽しい!」と思える人が増える、つまり、幸せな人が増えるとさえ思っています。


















恥っず。我ながら恥ずいです。何で急にこんなこと言い出してるのかと言いますと、いつもTOEICをひたすらドラクエに例えたり、TOEICでボケたりツッコんだりしてふざけまくってても、ちゃんと真面目にと考えてますよってこともお伝えしとこうと思いまして。





















最近ブログでTOEICの攻略法を書くようになったのは、TOEIC730達成は世界が広がる意味でも年収が増えるという経済的な意味でも人生を変えられる分かりやすい指標の一つだからというのと、達成したいと思っていてもなかなか達成できない人がめちゃくちゃ多いからです。なので、「日本全国延べ何十万人といる悩めるTOEIC冒険者のうち一人でも多くの人に届けオレの声、そして届いた人がTOEIC賢者になれますように」という思いで、毎週TOEIC730攻略法を伝え続けています。










さて、やっとのことで本題ですが、今日は600〜650点ほどでスコアが伸び悩んでいる人がしがちな危険な誤解についてお話します。この誤解をし続けると、現世では永久に730達成できず来世に持ち越し、でも来世は人間に生まれ変われるかどうか分からないので最悪再来世になってしまうかもしれない、そんなヤバい誤解です。それは、

リスニング・セクションは、
Part1・2よりもPart3・4の方が難しい

というものです。
600点台前半の人の多くはPart1・2は簡単でPart3・4は難しいと思い込んでいますが、実際はそうではありません。

Part1・2全31問中、誰でも正解しやすい簡単な設問を数えると、Part1では4〜5問、Part2では11〜12問程度。合計で15〜17問程度、つまり約50%です。
一方、Part3・4全69問で正解しやすい設問は46問、約67%です。
数も比率も、得点源にできる設問はPart3・4に多いという意味で、Part3・4の方が簡単というわけです。

事前に目から血が出るほど努力して何回も受験してもスコアが伸びないのは、得点源の少ないPart1・2重視の練習をしているからと言っても良いでしょう。

そんなに努力できるなら、スコアは伸びます。ただし、そんなに努力しても成果に繋がらないのなら、努力の方向性を変えましょう。努力は努力でも「ちゃんと実る努力」をするんです。つまり、Part3・4重視の練習に切り替えるんです。これだけでスコアは上がります。得点源にできる46問、これを全問正解できるようになるための努力をしましょう。じゃないと、ある朝目が覚めたと思ったら玉座の前で「おお しんでしまうとは なさけない そなたに もういちど きかいを あたえよう」と言われて冒険のやり直し、お金ため直してレベルもっと上げてどうのこうの、つまり730達成再来世ルートです。

では、全問正解を狙う46問とは一体どんな設問なのか?
Part3・4は1題につき3問ですが、各問題の1問目と3問目です。69問の67%
(2/3)なので46問です。
1問目はたいてい「話のテーマ」、「話し手(聞き手)の職業や互いの関係」、「話している場所」などの情報が分かれば正解できます。3問目は話が終わった後の話し手・聞き手の行動を推測できれば正解できます。

どちらにも共通して言えるのは、「話の大まかな流れさえ掴めれば、細部まで聞き取れていなくても正解できる」ことです。話全体を一語一句聞き取れている必要はありません。初心者の人がよくやってしまう、音声に集中しようとして体をガチガチに固くして目を血眼にして一語一句全てを聞き取るような聞き方は、しなくて良いです。その努力は、ある朝目が覚めたと思ったら玉座の前で「おお しんでしまうとは なさけない そなたに …(以下同文)です。大事なことだから2回言おうと思ったけど大事なのはそれじゃないはずなのでやっぱ止めときます。

それよりも、肩の力を抜いて「誰と誰が」または「誰が誰に」、「どこで」、「何の」話をしているのか、そしてその話の後で一体何をするのか、これらをイメージしながら聞いてください。
たったこれだけで、あっさり46問正解できるようになります。これが現世どころか90日で730達成ルートです!





















英語で「人生楽しい!」を手に入れたい方、力をお貸しします!










きょうはここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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