今さら聞けないTOEIC基本情報のウラにある驚愕の事実

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​​​​​​ご訪問ありがとうございます。突然ですが、あなたはTOEIC L&R TESTの所要時間と問題構成をスラスラ言えますか?

TOEICの所要時間と問題構成をスラスラ言えない人は、この記事を熟読して、まずは言えるようになって下さい。あなたのTOEIC対策は、そこからです。





















え待って?なんで今更そんな低っくいレベルからやらなきゃダメなの!?とちょいキレ気味に思ったあなた、ショックかも知れませんが落ち着いて聞いて下さい。あなたが未だに730達成できないのは、英語力が低いからではありません。むしろ、英語力的には730超えの実力を持っている可能性があります。それでも730を達成できないのは、実はテストの基本情報をおろそかにしたまま対策しているからです。基本が分かっていないのにそれより難しいことをやってもうまく出来ないのは、あたりまえ体操#1「右足出して左足出すと歩ける」と同じ、この世の真理ですから。

では基本中の基本といえる所要時間と問題構成ですが、それは以下のとおりです。

リスニング・セクション:約45分、100問
Part 1 写真描写問題6問(短い英語)
Part 2 応答問題25問(短い英語)
Part 3 会話問題39問(長い英語)
Part 4 説明文問題30問(長い英語)

リーディング・セクション:75分、100問
Part 5 短文穴埋め問題30問(短い英語)
Part 6 長文穴埋め問題16問(長い英語)
Part 7 読解問題54問(長い英語)

意外に情報量が多いです。でも情報量が多いということは、分析すれば分かることがたくさんあるということです。その中でも今日、声を大にしてお伝えしたいのは、分析の結果たどり着いた「とある驚愕の事実」です。ぜひ最後までお読み下さい。



















今までTOEICの所要時間と問題構成を分析したことなんて、あります?程度の差はあれ、分析したことがある人は、たぶん730以上のスコアを既に持っているはずです。だって、こんなこと分析する人って、本気で倒すつもりで対戦相手のことを研究する人、つまり、ウチ何が何でもTOEIC730取って人生変えてやんよ!ってリアルガチに思ってる勢ですから。

そう思ってるつもりでも問題構成を分析したことがない人は、リアルガチ勢ストイック系タカ派から見れば、まだ全然本気出せていません。私のようなリアルガチ勢のんびり系ハト派から見ても、それは同じです。今日を機にまずはリアルガチ勢の仲間入りをして、とっとと730達成して、人生変えましょう。

もう一度、基本情報をご覧下さい。そして、リスニングにもリーディングにも存在する「とある偏り」を見つけて下さい。

リスニング・セクション:約45分、100問
Part 1 写真描写問題6問(短い英語)
Part 2 応答問題25問(短い英語)
Part 3 会話問題39問(長い英語)
Part 4 説明文問題30問(長い英語)

リーディング・セクション:75分、100問
Part 5 短文穴埋め問題30問(短い英語)
Part 6 長文穴埋め問題16問(長い英語)
Part 7 読解問題54問(長い英語)




















見つかりました?答えは、

リスニングもリーディングも長い英語が全体の70%を占めていること

偏ってるでしょ?でもこれは声を大にして伝えたい驚愕の事実ではありません。こんなことで驚いていては、730達成は来世になるでしょう。現世のうちに達成するにはもっと深いところにある闇を暴かないと。

この構成、偶然だと思いますか、それとも、意図的だと思いますか?真意はテスト制作チームに聞いてみないと分かりませんが、私は意図的だと思っています。むしろ、制作チームが受験者に「長い英語に対応する力」を求めているのは、この偏りを見れば明らかです。なぜか?

そもそもTOEICは、
・英語ノンネイティヴの人が、
・どんなシチュでも英語でコミュ力を発揮するスキルを、
・どの程度身につけたか、
・受験者ごとに数値化する

そんなテストです。特に2番目の「どんなシチュでも英語でコミュ力を発揮するスキル」が、ほかの英語資格試験とは一線を画す特徴です。TOEICと同じぐらいメジャーな英検でさえ、そんなこと一言も言ってませんからね。

日本語の世界で考えれば分かりやすいですが、日本語ネイティヴのオレたち、話すときにイチイチ文法考えながら短い文で話しませんよね。誰かと話す時は、日本語でものを考え、誤解を与えぬよう、ハラスメントにもならぬよう、できれば自分の要求が通るよう、でも相手にしっかり敬意を払い、我がボキャブラリーの限りを尽くして、意志疎通しますよね。そんな高度なスキルをあたかもごく当然のように使いこなす人が本当にコミュ力の高い人、つまり、シン・コミュ力おばけです。そのスキルを英語でどれぐらい身につけたのか測定するのが、他でもないTOEICです。だからこそ、

長い英語が70%を占めるテスト構成

なのです。そんなクソデカ特徴を持ったこのテストの対策として、あなたは今まで何をしてきましたか?

まずは短い英語で脳を英語に慣らすために、リスニングはPart 1と2を練習、文法を覚えるためにリーディングはPart 5から練習してきました?

それ自体は、リアルガチ勢のんびり系ハト派としては否定するつもりはありません。たとえストイック系タカ派の人でも最初はそうだったという人が多いでしょう。が、しかし。

それ、いつまでやり続けるつもりですか?
Part 1・2・5中心の対策を始めて、どれぐらいの時間が過ぎました?
その結果、「どんな状況でも英語でコミュニケーションを取ることができる素地を備えているレベル」とテスト制作チームが言っているスコア730、達成しました?

これらは実は私がよく受講生にする質問で、たいていは今まであまりPart 3・4・6・7の練習をしてきておらず、その結果、730未達です。まあそれは当然でしょう。そう、これこそが、今日声を大にして伝えたい驚愕の事実。

730未達の人は、Part 3・4・6・7の練習が著しく不足している

大事なことなので2回言うと、Part 3・4・6・7の練習量が少なすぎると、現世での730達成は不可能、来世でやり直すことになります。それは英語が上達しないからではありません。テスト全体の70%がPart 3・4・6・7で占められていることに無頓着だからです。

あなたが今まで練習してきたのは短い英語ばかり。RPGで言えば、原っぱにいる小動物系モンスターを倒してばかりだったということ。そりゃレベル上がらんわって感じです。つまり、今後もそればかり続けていては、スコア730を達成するのは生きている間は永久に不可能なのです。

だって、730超えとはつまりテスト全体の正解率70%超えということですよ?テスト全体の30%しか占めていない短い英語の部分ばかり練習していても、永久に730達成できないのは、あたりまえ体操より当たり前です。

さっきからずっと現世とか来世とか言っていますが、大げさに言っているのではありません。本当のことを言っているだけです。もう原っぱのモンスターは狩り尽くしました。これからはダンジョンにガンガン挑んで最奥にいるドラゴンを倒しに行くつもりで、Part 3・4・6・7を重点的に練習しましょう。

3ヶ月。あとたった3ヶ月長い英語を練習するだけで、730なんてすぐ達成できます。早ければ1ヶ月でできます。遅くとも4ヶ月でしょう。逆にそれ以上ダラダラやっても、たぶん達成できません。これは、今まで1000人以上のTOEIC受験者を教えてきた経験則です。TOEICは、400点台の人でも本気を出せば3ヶ月で730達成できますが、半年以上の長期に渡ってゆるゆる成長しようとすると来世まで結果が出ません。さあ、次はあなたの番。本気出して、サクッと730超えませんか?





















そのお手伝い、私が全力でします。お任せ下さい!















今日はここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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