昨日、漢字ワークを使って、10月下旬には履修を終了し、11月からは、習熟段階に進みましょうという実践を紹介しました
本当に、学校全体で習得率が上がったのです
1文字1ページの漢字ノートを購入した先生は、ぜひ実践してください💚
ところが、一般的な漢字ドリルを購入し(てしまっ)た先生に
お勧めの実践をご紹介しましょう💚
まず、一般的な漢字ドリルは、単元ごとになっています
しかし、この場合も、単元の進捗に縛られないで、前から順に進みましょう
こうすることで、2-3時間扱いの小単元でどおっと漢字が出てきても、
漢字ドリルのぺ-スは崩さずに、安心して指導をしていくことができます
どの業者さんの漢字ドリルも、単元内の構成はほぼ同じです
① 新出漢字を含んだ文章を「読む学習」
② 音・訓のよみ、書き順、熟語、文章例が表になって、
部分書き込みがある頁
⓶ー2 ⓶の後ろには、「読み替えの漢字」を⓶と同じに扱う頁
(読み、熟語・・・書き込み等)
③ 文章の途中に□、そのなかに、漢字を書きこむ頁
さあ、これを年間計画で「主体的に学ばせる」にどうするか
以下に紹介しましょう
ここでのポイントは、「ドリル」です
時間や点数を書き込む欄を活用しましょう
チェックする欄は2マスほどあります
つまり、2回できるということです
まずは、①を読んできます
それも秒単位です
20文章あったなら、1文章1秒×問題数+α秒
私の実践では、1日目は、20秒+20秒にします
はじめては、ページをめくりながら読むので時間がかかります
2日目は、20秒just!!
1文章1秒、短いようで長いですよ
時間設定すると、だらだら読みません
もちろん答えを見ながらでよいんです
「自学」ですからね
これを2日間します
右下にある実施欄に「秒」を書かせます
所要時間を書かせることで、子供同士の競争心を煽るのです
この方法を始めたころは、「昨日難病でした?40秒の人、30秒の
人、20秒の人・・・」のように、聞くことをお忘れなく
子どもたちは盛り上がります
ついに、③を漢字ノートに文章としてきちんと書かせます
熟語だけを書かせてしまう先生がいらっしゃいますが、
それよりも、文章を視写させましょう
文章で覚えた方が、転用性が向上します
皆さんが、英語を学んだ時、「構文」を覚えたでしょう
あの学習法は、とても有効な学習方法だったんですね💚
もちろん、③を書くには、⓶を読んで理解しないと書けません
怠けて見てこないと、大変な不利益を被ることを自覚させましょう
例えば、字のバランスや配置、止め・はね・払いが乱れているのは、
⓶を見ていない証拠です
普通の漢字ノートに、きちんと写させましょう
これを、2-3日間行って・・・
テストです
単元の漢字がとても多いと先生がお感じなら、
それぞれ、1-2日増やせばよいことです
テストは、作成や印刷は不要!!
黒板に、問題を書く必要もありません
①の「読み」の頁が、問題ですよね💘
答えは、子供のノートの新しいページに書いてもらいましょう
えーーー( ゚Д゚)カンニングしないんですかあ
これはね、学級つくりの問題です
明日、ご説明しますね💚
こうして、単元に進行とは関係なく進めることで、大きな成果を上げることができます
学期末テストに、100問の漢字テストが1枚付いていても、余裕余裕💛
学期末少し前に、やってしまえます
評価も進みますよ💛
実物のドリルを前にしてご説明できないのがもったいないのですが、
やってみてください
詳細やご質問は、メールをいただければ、ご説明します
(もちろん、無料)
教育活動は、検証=実践してなんぼです
定着しますよ💛