弁護士って、どう選べばいいの?

記事
法律・税務・士業全般
皆様、こんにちは♪
虎ドラ51クロハネです(^_-)-☆

皆様の中には、ご自身が、或いは親近者が、刑事事件や民事事件に直面し、どうしたらいいのか解らずお悩みの方も居られるのではないでしょうか。
元々、法学部を出ていたり、職業として司法に関与していない限りは、予備知識を集めるだけで時間を要してしまい、手遅れに・・・なんて事も珍しくありません。
ご自身や親近者の間である程度の知識を有していて、手続きや書面作成などが可能であればそれに越した事は無いのですが、法律というのは種類も多く複雑で、ウィキペディアなどに掲載されている文面としての内容と、実際の司法機関での運用認識や基準が異なる事も多いです

そこで登場するのが、委任という契約により、自身に変わって事件を代理できる権限を有する、「弁護士」になります。
弁護士は、通常一般の方が立ち入れない、刑事事件や家事司法での法廷での発言や、示談交渉の仲介、規制の無い面会など、関与出来る権限が実に多面に亘り、頼もしい存在になり得ます。
しかしながら、どの弁護士に委任するかによって、結果が大きく異なるというリスクも兼ねています。
そこで今回は、弁護士を選ぶ際、私がどこに着目しているか?をここで皆さんにお伝えしようと思います。

司法における事件は、主に刑事事件と民事事件の二つに大別出来ますが、最終的に裁判官が判決を下す点は同じでも、争点というのはかなり異なります。
よって、弁護士の知識や経験の違いで、判決やその後の結果に差が出てくるのですが、如何に優秀な弁護士といえど生身の人間ですから、AIやスーパーコンピューターの様に膨大な量の知識を有するのは不可能ですし、経験年数、着手した事件の種類や件数、信条や認識、熱意や基準という人としての感情すらも少なからず影響してきます。
そこで、先ずは弁護士を選定する上での事前調査をします。

弁護士の調査の方法ですが、各都道府県には弁護士会というのが存在しており、そこに会費を払って登録しないと弁護士として仕事が出来ない事になっていますから、最寄りの弁護士会をネットで検索します。
すると、名簿一覧が現れますので、そこで登録日を確認すれば、ベテランか新米かは分かります。所属事務所も出ますので、代表弁護士か、俗にいう居候弁護士(イソ弁)かも判断できます。

次に、経歴を調べていくのですが、弁護士の名前でネット検索すると、元裁判官、元検察(ヤメ検)、過去の裁判記録など、色んな情報が得られたりします。中には弁護士に対する口コミがあったりもしますので、参考程度にはなるのではないでしょうか?
元検察という肩書は、刑事事件の知識に強い可能性が高いですし、元裁判官なら、これまでどの様な事件を担当し判決を出したかで、知識や経験、思考の方向性が探れます。過去にとんでも判決を出してたり、問題発言をしてたりすれば、それなりに出てくるとは思います。
弁護士の肩書のひとつとして、男女共同参画というフレーズを用いている弁護士は、主に離婚や親権関係に特化している場合も多く民事向きという印象ですが、フェミニスト寄りの偏見思考である事も多いので注意が必要です。
ここで偏見志向について触れたのには理由が有るのですが、弁護士とはあくまでも職業の種類であり、個々の思考と意向は別物であることを挙げる為に、あえて引き出させていただきました。
一概に弁護士と一括りにしたとしても、人としての価値観は其々に異なります。
係争や紛争を好む弁護士もいれば、和解や人道を重んじる弁護士もおられるので、経験のみに着目し委任したとしても、弁護士独自の意向と合わず、後にトラブルになったり、ご自身の希望する方向性や結果と大きく逸脱してしまう事もあります。
つまり、弁護士選びにおいては、事前にどれだけ情報を集めれるか、ご自身に合う弁護士とはどのようなタイプなのか、を定めておく事が、ご自身にとって最良の結果ににつながると述べても過言ではありません。


私の記述の内容が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです♪
ご閲覧ありがとうございました(^_-)-☆









サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す