Computational photographyの潮流

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コラム
僕たちデザイナーはphotoshopで画像を加工するという後処理デザイン作業に慣れ親しんできましたが、デバイスのプロセッサーパワーによって、スマートフォンで撮ったその瞬間に画像をプロセッシングすることが可能になってきました。
人を切り抜いて背景のボケを追加する、逆光の写真の顔の色を不自然に明るくするといった、手間のかかる作業が即座にレイヤー化され綺麗な写真として保存されます。
最近、紅葉の彩度を上げた写真が問題になりました。しかしもう私たちは写真や動画を撮った途端にデバイスによって改変される「人工写真」の時代に足を踏み入れているのです。どの改変が道義的に許されるのか、どの改変が創作の範囲内であるのか、その線引きはわたしたちがデバイスと接し活動することによって培われていくことになると思います。
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