【ココナラ体験記#04: Day8-9】検索キーワード調査結果。現役コンサルの分析手法を無料で紹介 +次回予告。

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【ココナラ体験記】JIROです。閲覧ありがとうございます。

副業の安定収益化を目指すココナラ新規参入者が、まったく売れずにもがき苦しむのか。はたまた、試行錯誤の末、大成功を収めるのか。
トライ&エラーの様子を楽しみつつ、温かく応援してもらえれば嬉しいです。

(前回の要約): 「売れるために重要な3つのこと」に気づく

「売れるために重要な3つのこと」
① 検索して引っかかるキーワードが入っているか?
② 他サービスやライバルと比較して差別化できるか?
③ 不安になる要素が取り除かれているか?


Day8:出品サービスの想定検索キーワードで、検索してみた。

出品サービスを売ろうにも、購入者の目に留まらなければ、そもそも買ってもらえるはずがない。

見込み購入者が、入力するであろう想定検索キーワードで検索した際に、自身の出品サービスがどの程度表示されるのか、現役コンサルが分析してみたので、ご紹介。

<分析対象とする出品サービス>
「出費を抑えて英語が喋れる子に育てる方法を紹介します」
<想定検索キーワード>
英語 教育 子供 幼児 育児 バイリンガル 保育園 幼稚園 小学生 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳

(分析結果①)なんと、おすすめ順で検索結果1位となるキーワードが既に存在!

スライド2.JPG

出品して1週間経らずなのに、「英語」「2歳」というキーワードでは、おすすめ順で1位に表示。

やはり、「タイトル」「キャッチコピー」「本文」「画像」に、何度も書かれているキーワードは強く、おすすめ順上位という結果なのね。

(分析結果②)一方で、ほとんどのキーワードで1ページ目に表示されていない。

スライド3.JPG

なるほど、どおりで閲覧が少ないないわけだ。
検索結果2ページ目以降は、存在していないのとほぼ同義のようなもんだもんなぁ。

想定ターゲット購入者層にうまく訴求できていないのは、もったいない。
今後改善していこう。

(分析結果③)検索結果ヒット数を見てみると・・・。

そもそもニーズがないんじゃないか説が浮上。

検索結果ヒット数は下図の通り。
スライド4.JPG

「英語+幼児」「英語+育児」なんかは、100件未満。
実は、「幼児英語教育」ってあんまり人気のないテーマなのかもしれない。

まぁ、厳密には、この分析結果は「出品サービス数(供給量)」であって、「購入者数 or 見込み顧客数(需要量)」ではない。(供給量≠需要量)

となると、実際に購入しているサービスはどの程度売り上げているのか、気になるところ。

そこで、

(分析結果④)類似サービスから想定売上規模を算出してみた。

売上規模をざっくりと知りたいのであれば、販売実績の高い類似サービスから類推することが可能である。

公式はいたってシンプル。
販売単価 × 販売実績数 = 累計売上金額

比較的売れているサービスの販売単価と販売実績数から算出してみた結果、
売上は5~20万円程度・・・。(下図参照)
スライド5.JPG

うーん、渋いねぇ。

しかも、この計算で注意が必要なのが「累計」の売上だってこと。
仮に3年間で18万円の売上だとしたら、単年度売上は、6万円。

(※いつからサービス開始しているかは、出品サービスの「評価・感想」が最初につけられた日時から、ある程度推察可能。)

自己実現や人の役に立ちたいという目的なら、大いにアリだが、
副業の稼ぐ柱と捉えると、投資時間に見合う売上ではない気がする・・・。
(時給1,000円のバイトでもしてた方がよっぽど稼げる)

これは、もう一歩踏み込んだ分析が必要で、戦略を練らないとな・・・。

↓:本稿の結論 と 次回予告

(結論):検索キーワード調査結果から、4つの示唆が得られた。

検索キーワード調査結果の分析の結果、誰にでも適用可能な以下の示唆が得られた。
□ 出品サービス内に頻出するキーワードでは、検索上位となることも可能。
□ 一方で、出品サービスに記載のないキーワードでは、引っかからない(当たり前だけど)。
□ 検索結果ヒット数から、だいたいの需要は把握が可能。
□ 類似サービスから、想定売上規模を概算可能。

(次回予告): コンサルらしく、もう一歩進んで分析してみた。 ~ 誰でもできる ココナラ分析の5ステップ~

次回以降、以下の5つのステップで、もう一歩踏み込んだ分析を行う予定です。
誰にでも分かるレベルに噛み砕いて、整理しようと思いますので、皆さんに見てもらえれば幸いです。
~ 誰でもできる ココナラ分析の5ステップ~
① 目的設定: 目的とゴールを設定する
② 市場分析: ざっくりと売上規模のあたりをつける
③ 競合分析: 競合サービスを分析する
④ 自己分析: 提供サービスの強み・弱みを分析する
⑤ 戦略立案: 分析結果から効果的な戦略を考える
スライド34.jpg
②③④のステップは、いわゆる「3C分析」と言われるフレームワークです。
簡易バージョンですので、より詳しく知りたい方は、ご連絡ください。

次回は、「①目的設定」編を予定しています。

(結び):閲覧・応援・お気に入りありがとうございます!!

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
今後も不定期で、もがき苦しみながら試行錯誤する様子を、【ココナラ体験記】として続報できればと思っております。
トライ&エラーの様子を楽しみつつ、温かく応援してもらえれば嬉しいです。
読んでくださった方で、もしアドバイスがある方は、ぜひお願いいたします!
以上。
JIRO
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