今週でドル円は5週連続の陰線になるのか

記事
マネー・副業
こんにちは。
ドル円は4週連続で陰線引けでのスタートとなり、過去を遡ると2019年4月15日週から4週連続がありました。
この時は、
①トランプ大統領がEUからの輸入品に制裁関税を課す方針を示したことなどを受けてのリスク回避の動き↓
②英国のEU離脱期限が延長でリスク回避の動きが後退し112円台前半へ上昇→③月末の日米首脳会談や米FOMCなどを前にポジション調整で下落↓
④5月5日にトランプ大統領が対中制裁関税の引き上げを表明で再びリスク回避の動きで109円台半ばまで下落という感じでした。
値幅とすれば4週間の下落で約3円で2.6%程度ですが、その後も下げが続き8月には104円台です。
この時とは経済状況やレートが大きく異なりますので比較できませんが、ここ4週間では9.7%程度下げており。かなりいったなと思ってしまします。
週足でみると3月7日週の安値と5月23日週の安値を結んだサポートライン、同じく3月7日週の安値と8月1日週の安値を結んだサポートラインもそれぞれ下抜けており、今週は戻したとしてもこのライン上の141円台後半までかなと思っています。
ただ、ちょっと先週の逆CPIショックは下がり過ぎのような気がしています。
ここ数回のCPIは市場予想を上回って急騰となり、今回は真逆の動きになっただけの気がします。
実際、米国の物価は依然として高止まりしています。
ウォラーFRB理事もCPIについて「ひとつのデータポイントに過ぎない」とし、「7.7%のインフレは非常に高く、まだ長い道のり」「金利上昇を続け、インフレ鈍化まで高い水準にとどまる」などと発言しています。
先週は8月31日以来の138円台半ばまでの下げでドル高の熱狂が終わってしまった感はありますが、金利差が依然拡大していくことを考えると、145円まで行かずとも、142円台付近までを期待して安値は拾っても面白そうです。

今週は明日の11月のニューヨーク連銀製造業景気指数、10月のPPI、17日の10月の小売売上高などを注目しています。PPIはCPI(川下)が低下し、川上のPPIがどうなるかです。
小売売上高は前月比+1.0%程度が見込まれていますが、こちらはなかなか下がらない物価を見てクリスマス商戦の前倒しではないかと見られています。
それと本日米中首脳会談がありますね。こちら日本時間で本日18時半です。これは大いに注目です。
15日の7-9月期の本邦GDP速報値も気になります。

ファンダメンタルに左右されないトレードをされたい方は下記の商材も
出品しております。現行トレードしてますオリジナルの手法となります。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す