AIの時代がやってきました。

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一昨年ぐらいからChatGPTをはじめとする生成系AIの話題がもありあがってきました。
インターネットが普及し始めた90年代から今日までは、検索エンジンの検索結果を見て、人が最適と思われる情報を取捨選択して来ました。しかしながら、人ではなく、AIがその取捨選択をやってくれる時代が来たのです。

今年会社のイベントで、「ChatGPTに聞いてみましたー」みたいな発表をする方が増えた印象があります。個人的にはあれはAIを使っているのではなく、AIに使われているなと感じました。受けると思った方。要注意ですよ。

最近はChatGPTにVBAやVBScriptなどを書かせて、それを読んだり実行してみたりしています。ちゃんと動くようなものが出てくるのに驚きますね。

画像に関してもプロンプトから入力した言葉で、AIが画像を生成してくれるようになりました。いらすとやさんみたいに既存の画像提供サイトにとっては脅威といえますね。

さて、ではこれから人の役割はどうなっていくのかというお話です。すべてはAIにとってかわられるのか?
今のところはそうはなりません。なぜなら、AIが学習の素材として利用しているデータの不正確さを排除しきれていないからです。

ソースコードを生成させれば、一定の割合で誤ったコードを提供してきます。
検索を書ければ嘘が混じります。
画像生成させれば部分的に不自然なものが混じります。

これはすべて人の不正確さをそのままAIが取り込んでいることに原因があります。今はまだ、その不正確さをAI自身で取り除くのは難しそうです。学習モデルに余計な情報を排除すれば不可能ではないかもしれませんが、それでは少なからず有用な情報もブロックしてしまうことになるでしょう。

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