悩みをおとぎ話のように
あなたの悩みを何かに喩えてみよう。
悩みの解決のカギは、悩み自体の中にある。
あなたの悩みを何かにたとえると、どんな風になるだろう。
ドロ沼の中であえぐミミズのようだろうか、
嵐の海を漂う丸木舟のようだろうか、
何でもよい、創造力を働かせて考えてみよう。
さて、ピッタリくる表現が見つかったら、
今度は今まであまり意識して来なかった部分、
自分で自分を苦しませている部分に、注目してみる。
ドロ沼の中のミミズの例であれば、
苦しんでいる自分は、ミミズであり、
苦しませているのは、ドロ沼の方である。
そこで、ドロ沼になったつもりで感じてみるのである。
ミミズを苦しませているのはどんな気分か、
ドロ沼の欲しいものは何か、
言いたいことは何か、などを感じて自分の一部として統合する。
自分が広がるような感覚がするだろう。
そしてうまく統合できると、いつの間にか悩みは気にならなくなっている。