次元軸の話「オボツカグラとニライカナイ」

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サイキックセッションが続いていて、やはりどうしても「次元軸」という言葉を使わなければならない場面が多くなります。
物理とかをもう少ししっかり学んでいれば、説明が容易だったのでしょうか。
頭の中に簡単な図解はあるのです。
今回は忘れないうちの走り書きですが、折を見てきちんと編集しますね。

ざっくりと「次元軸」とは

次元軸.png
自身ではこんなものかなって思ってます。
本当に簡単でつまらなくてすみません。
イメージですが、らせん部分を時間とすると、セッション時はこれを上から見たり、下から見たりしているんだろうなと。

例えば「B」。
時間や空間といった概念を、均等ではない、コイル状で表現してみました。
上から見ると、サイズの異なる輪っかがランダムに、ズレながら重なり合ったように見えるかと思います。
点で表した二人がピッタリと重なる確率は、輪っかを場所と捉えると、同じ時間を共有していても少なくなるよね、という感じを伝えたいのです。
(物理学の得意な方ならもっと素晴らしい表現をしてくださるはず)

では「C」はどうでしょう。
真上からみると一つの輪になって見えていると思います。
そして点もひとつに重なり合うと。
過去世を取り扱う者としては、説明するときにこれを使用します。
実際には手書きのメモなのでもっと汚いのですが。

「A」については対比のために掲載しただけなので特に説明はありませんが、人が物事を考える時(過去の経験や未来の想像など)、二次元で表現するとこんな感じかなと。
この辺はざっくりと理解していただいて結構です。
誠に残念ながら、これ以上の説明も浮かびません。

オボツジクとニライカナイについて

琉球の言葉に「オボツジク」「ニライジク」というものがあります。
オボツジクは神的エネルギーが垂直方向に降りてくる様子、つまりは「降臨」を意味しています。
一方、ニライジクは垂平方向(水平線あるいは地平線)に現れる神的エネルギーを指し、つまりは「来訪」(客人神)を意味します。
この二つのエネルギーが交わる所は神が生まれた聖域とされ、琉球古神道では現在でも祈りの場として大切に扱われています。

この言葉を知ったのは、幼い頃祖母やその周りの大人たちが行事ごとに使っていたのを見聞きしてのことです。
当時は「こんにちは」や「元気?」というような挨拶の言葉を疑問に思わないのと同じように、この言葉に対して深く理解しようとは思わなかったのですが、スピリチュアルな仕事を通して、お客様に説明する必要があるな、と思った時調べてみることにしました。

調べているうちに、学問が誰でも得れるような時代ではない頃に、宇宙や次元を理解するために必要な概念だったのかも、と思いました。
見えないけれど何かある、というような存在を理解して受け入れるのに必要だったんじゃないかと。

「オボツ」は天上という意味があり、この神には実態がないために依り代を必要とします。岩に宿れば磐座(いわくら)とされ、信仰の対象となり巨石信仰もこの名残りです。
木に宿れば御神木、そんなところでしょうか。
因みに、といいますか私が神的エネルギーってこれだよね、というものが肉眼で視える時は柱のようにジラジラと光る?陽炎です。
あぁ。だから神柱っていうのか、凄いなって初めて見た時は思いました。
これが面白いもので、拝所のいわゆる“本殿”というところには見えず、少しズレたところにあったりします。
後日気になって歴史を調べてみると、元々あった場所とかだったりして「そこじゃないよ!」と心の中で突っ込んだり、そんな日もありました。

「ニライ(ニレー)」は南東の方角にある理想郷、祖霊の帰る場所と言われています。理解のための感覚としては、こっちの方がより人間味があるというか、お盆や彼岸の時は海に近づくなと祖母から口酸っぱく言われていたのはそういうことなんだな、と大人になってからわかりました。
こちらも実態がないはずなのですが、祈る人たちの顔を見ると、不思議と畏怖するというよりは故郷を懐かしむような、そんなまなざしがあります。
ニライカナイをお祀りするというか拝むところは「リューグ」(竜宮)と言われますが、龍神がいるというわけではありません。一部のスピリチュアリストの間でそのように理解されている方もいらっしゃいますが、実のところ琉球古神道では扱いがちょいと異なってきます。
これについては長くなるので割愛しますが、興味のある方は調べてみて下さい。

これらにまつわるオカルト徒然

この記事を書きながらいくつか思い出したエピソードがあります。
私という人間はこんな仕事をしている割にワイルドな人間で、素直に物事を受け入れるタイプではないので、タブーを試したくなるものです。
流石に大人になった今はそんなことはしません。苦笑
このエピソードをココナラで書くかHPで書くか迷っているところでありますが、どこぞでお見かけしたら是非お読みいただけると嬉しいです。

本日はここまで。


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