イタリアの最新展示会情報

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コロナ禍ですが、イタリアでは開催している展示会もあります。2022年2月末にミラノ市内のSuperstusioで行われた展示会の視察に行きましたので、情報をシェアします。

目的は6月開催予定のMilano Design Week 2022のための視察なので、展示品(アパレル)には全く興味なかったので、ご了承ください。

WHITEというアパレルの大規模商談会の一部としてSuperstudioが運営していた会場です。この会場以外にも隣のコンプレックスや道を挟んだ向かいの大規模会場などでも開催されていました。

今回は特にコロナ禍での規則と運営に興味があったので、その辺りが中心の視察です。入場チケットは運営会社の担当者に直接頼んだ関係で、もしかしたら一般バイヤー用とは少し異なっているのかもしれません。

当日は交通機関のストライキがあったため、入場者はかなり少なかったと思います。それでも10分間目視で数えたところ100人くらいの入場がありました。何割かは展示者だと思うのですが、それでも予想以上の入場者数です。ポジティブに捉えています。

まず、入場前に入り口でチケットをもらいましたが、これは担当者が特別に用意したものなので、一般の入場者は事前にネットなどで登録して入手すると思います。

その後、敷地内の入場ゲートでチケットを見せて入場しますが、その際に体温とマスクの確認をされました。マスクは普通に日本で購入した不織布のマスクをしていましたが、FFTP2マスクではなかったため、マスクをFFTP2に変えるよう指示されました。(実際にはマスクを貰ったのですが、通常の対応かはわかりません)
周りを確認しましたが、みなさんFFTP2の不織布マスクをしていました。

入り口付近には消毒液がありましたが、各展示ブースにはあったり、なかったりです。ただ、展示スタッフ用に各展示者消毒液を用意した方がいいと思います。

今回わざわざ視察に行ったメインの理由は、Superstudioからスタンドデザインをオープンにするように変更指示が来たためなのですが、WHITEの展示では、普通に囲われた展示ばかりでした。最も我々の展示とは規模が違いすぎるため、壁を作らない商談スペースというのも無理があるのかもしれません。と、いうことでWHITEの展示はあまり換気が良くない印象です。

総合的な印象としては、まぁまぁ良い集客だったこと。思っていたほどコロナ対策は厳しくなかったこと。ただ現状FFTP2マスクが必須なので、日本から来るクライアント用のマスクの手配が必須ということ。平時というほどではないので、それなりの準備が必要そうです。


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