取引先の与信管理のやりかたをわかりやすく(後編)

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ビジネス・マーケティング
前編では、売上先の与信管理のお話をしました。

今回は仕入先についてお話したいと思います。

仕入先の与信管理なんてしていないよ。なんて会社さんもあるのではないでしょうか。

仕入先の与信管理なんて必要ない?

本当にそうでしょうか?

売上先は1社倒産しても売上が減るだけですが、仕入先が1社倒産してしまったらどうなるでしょうか。

そうです。売るものが無くなる。製品が製造できないという事態に陥ります。

これは大変なことですよね。

売上機会の機会損失が発生してしましますよね。

営業マンの仕事もなくなり、コストからみれば無駄が発生してしまいます。

そうです。仕入先の与信管理は実はとても重要なんです。

では、どんなことをすればいいの?

難しく考えることは必要ありません。売上先と同様に仕入先の経営状況をウオッチするのです。

特に1社から集中して購入している商品等の仕入れ先は注意が必要です。

また、東日本大震災の時を思い出して下さい。

企業の生産活動に大きな支障を出しましたよね。

リスク管理のためにも商品の代換購入先を常時選定しておくことは重要です。

外部調査機関の企業調査情報は貴重です。例えば、日本で有名な帝○データバンクや、商○リサーチなどがあります。

今は倒産確率などという時系列で対象企業をウオッチしてくれる情報もあります。

まだ、利用されていない方は1度入手を検討されてみてはいかがでしょうか。



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