冬ですね!
鍋などもとっても美味しい季節です。
薬味というと、夏のイメージがありますが、冬でもよく摂取しています。
食卓に彩りを添える『薬味』ですが、実は様々な役割があります。
薬味とはもともと、医学用語として使われていた言葉でした。
「神農本草経」という中国の古い書物によると、食物の五味(甘味、苦味、酸味、塩味、辛味)ごとに効能があり、体質などに応じて食事に取り入れていくものとされていました。
薬味は、食材や料理に追加されて風味や味を引き立たせる役割を果たします。以下は、薬味の一般的な役割のいくつかです。
薬味の役割
1. 風味の向上:
薬味は料理に特有の香りや味わいを加え、食欲をそそります。例えば、みじん切りにしたニンニクや生姜、香草類は、料理に深みを与えることがあります。
2. 口当たりの調整: 薬味は料理の口当たりを調整するのに役立ちます。例えば、ライムやレモンの酸味が料理にさわやかな味わいを加え、食事を軽やかにします。
3. 調味料の代替: 薬味は塩や砂糖といった調味料の代替として使用されることがあります。例えば、ハーブやスパイスは風味を与えるだけでなく、塩分の代わりになります。
4. 見た目の美しさ: 料理に薬味を添えることで、見た目も華やかになります。例えば、パセリやショウガのみじん切りは、盛り付けにおいて彩りを添えます。
5. 健康効果: 一部の薬味には健康に良いとされる成分が含まれています。例えば、ニンニクや生姜は抗酸化作用があり、免疫力向上や健康維持に寄与するとされています。
6. 香りによる感覚刺激: 香りは食欲や満足感に大きな影響を与えることがあります。薬味を加えることで、香りによる感覚刺激が増し、食事の満足度が向上します。
7.抗菌・防腐効果:
一部の薬味には抗菌作用があり、食材や料理を新鮮な状態で保つ助けになります。例えば、にんにくや生姜には抗菌物質が含まれており、微生物の繁殖を抑制する役割があります。これにより、食材や料理が腐りにくくなります。
8.毒消し効果: 一部の薬味は、食材中の有害な成分を中和する作用があります。例えば、香辛料やハーブは、食材中の有害な微量元素を中和する働きがあるとされています。(ただし、これはあくまで緩和の程度であり、毒素が強力な場合はそれだけでは対処できないことがあります。)
薬味は種類は異なりますが、世界中で愛される食物です。
最近では海外の食材も手に入る用になり、パクチーやミント、クレソンなども利用されるようになってきましたね。
薬味によって効能が異なり、今の時期は生姜など、体を温める作用があるものもあるので、上手に利用していきたいですね(*´ω`* )
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