睡眠の質で睡眠量は補えない

記事
学び
私は2年半にわたり、オーラリングという睡眠測定リングをつけて寝ています。その結果、睡眠について気づいたことを3つ紹介します。

1つ目は、「ベッドにいる時間と実際に寝ている時間は違う」ということです。たとえば、昨晩11時に寝て6時に起きたとすると、「7時間寝た」と思いがちですが、実際に測定してみると、寝るまでに時間がかかったり、途中で目が覚めたりして、実際の睡眠時間は30分から1時間くらい短くなっていることが多いのです。ベッドにいる時間と睡眠時間は同じではないことを覚えておくことが大切です。

2つ目は、「睡眠量は睡眠の質では補えない」ということです。世の中には、睡眠の質を良くする方法やサプリ、ドリンクなどがたくさんあります。もちろん、睡眠の質を上げることは大切ですが、だからといって睡眠量を削って良いわけではありません。たとえば、ダイエットで夜遅くに食べると太りやすいとか、甘いものは太るとか気にする前に、1日の総カロリーを基準値以下に抑えることが基本であるように、睡眠もまずはしっかりとした量を確保することが基本です。質が良いからといって毎日4時間睡眠で良いわけではありません。

3つ目は、「睡眠時間が短いと頭が冴えない」ということです。睡眠は身体の疲れと頭の疲れを回復させるものです。ゲームでいうと、体力(HP)と魔力(MP)の関係に似ています。まず睡眠によってHPが回復し、その後MPが回復します。しかし、睡眠が短いとHPしか回復せず、頭の回転が鈍くなります。特に頭を使う仕事をする人は、しっかりと睡眠時間を取ることが重要です。

まとめると、睡眠は十分な量を確保しつつ、質を上げることが大切です。そのためには、昼寝を活用するのも有効です。しっかりとした睡眠で、毎日を元気に過ごしましょう。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す