普段、僕のPS4は普段はもはやブルーレイ・ディスクの再生機と化している。
さっき、ほぼ2年ぶりに、ドラクエXI「過ぎ去りし時を求めて」のディスクを入れた。
左からベロニカ、カミュ、シルビア、真ん中は主人公(自分で名前をつける)、セーニャ、ロト、マルティナ。
部屋に飾っている一枚のタペストリー。
久しぶりに彼らと冒険をして、モンスターを数匹倒してきた。
よみがえるメロディ!
マニアックな話だが、ドラクエには、「ザオリク」と言う復活の呪文がある。
ゲームをしてると、登場人物が死んでしまう事がたまにある。
洞窟で宝箱を開けようとすると、実は「ミミック」と言うモンスターで、「ザキ」と言う呪文を唱えると、仲間2人位、秒殺で即死だ。
ザオリクで復活させるか、教会に戻って神父さんのお祈りで、蘇らせなければ、棺桶を引きずり、冒険を続ける羽目になる...
すぎやまこういちさんが亡くなられた。
あの勇ましいメロディの作曲家。
正直言うと、すぎやまさんの政治信条は僕とは、だいぶ異なったけれども。
いちドラクエファンとして、昔から深い敬意を抱いていた...
鳥山明、堀井雄二、すぎやまこういちの奇跡的なトリオがドラゴンクエストの世界観を構築したと言う事実は
単にゲーム史だけでなく、日本史の一部であると思う。
すぎやまさんへ敬意を込めて、久しぶりに魅力的なキャラたちと、今夜は、もう少しだけ冒険を続けようと思う。
残念ながら、「ザオリク」を唱えても、
教会に行っても、すぎやまさんはもう帰らないので
心よりご冥福をお祈りします...