水道橋博士氏の議員辞職と「れいわ新選組」の山本太郎代表の人格
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2022年10月から「うつ病」のために参議院での議員活動を休職していた漫才コンビ 浅草キッドの水道橋博士氏が議員を辞職しました。
彼は、昨年7月の参院選で初当選しましたが、10月にうつ病と診断されたことを公表しています。
つまり、国会議員としての活動はたった3か月間だったわけです。
しかし、私は水道橋氏の立候補時の体調が気になります。
議員活動期間が3か月ということは、立候補前にある程度不調の徴候は感じていたと思うのですが。
それを押して立候補し、当選したら、3か月で辞職というのでは、彼に投票した人たちは裏切られたと感じるのではないでしょうか。
少なくとも私だったら(選挙区は違いますが)、納得できません。
水道橋氏は無責任と責められても仕方がないでしょう。
申し訳ないですが、議員という仕事を軽く見ていたとしか思えません。
もともと私は彼がそれほど信用できる人間だとは思っていませんでした。
普段は辛辣な口を利いているのに、実際に批判の対象になるような大物を目の前にするとへつらうようなことしか言わない。
要するに芯が通っていないんですね。
ところで、水道橋氏が所属する「れいわ新選組」の山本太郎代表は「博士には感謝しかない。先々、れいわの一員として活躍いただけるように支えていきたい」と、今後もサポートしていくことを明言しつつ、水道橋氏の残り任期に、繰り上がりの後任議員が「議員辞職」を1年ごとに繰り返していくによる異例のローテーション制度を導入する旨、発表しています。
山本氏自身も前回の参院選時に、衆院議員を辞職し、出馬、当選しています。
そして、その時も比例名簿次点の候補者が繰り上げ当選となっているんですね。
これは現在の選挙制度を危うくする行為だと思うのですが。
もともと私は山本氏のこともまったく評価していません。
彼は、水道橋氏の辞職について「精神的不調の人間に対し、心ない報道、誹謗中傷は命を奪う可能性もある」と述べています。
しかし、以前、難病の安倍元総理に対しては「安倍さん、またポンポン痛なるんちがうやろうな」と発言しました。
さらに、国会に「喪服姿」で出席し、数珠を手に焼香したり、手を合わせたりするしぐさをみせる葬式ごっこまでしています
自分は難病で苦しむ人間に何をしても、何を言ってもいいが、他人は駄目だといいうのは完全なダブルスタンダードとしか言えないでしょう。
さらに遡れば、このブログの以前の記事でも取り上げた芸人のぜんじろう氏のジョークの件があります(奇しくもぜんじろう氏が水道橋博士の選挙応援に駆けつけた時に披露したものです)。
以下、引用します。
「麻生大臣と安倍元首相と森喜朗が乗った飛行機が墜落しました。助かったのはだれか? 日本国民」
山本氏は左手の握りこぶしを頭上に掲げながら「フゥー! しびれるぅ~! 最高!!」と絶賛したのですが、要するに人の生死をネタにした冗談で大喜びできる品性の持ち主だということです。
そして、ご存じのように安倍元首相が本当に銃撃されたのですが、彼は「政治家がテロに遭う国になれば国を変えることが難しくなる」と語りました。
どうして「フゥー! しびれるぅ~! 最高!!」と叫ばなかったのでしょう。
さすがにそこまでの度胸はないか。
とにかく、上に書いたように「れいわ新選組」の山本太郎代表はそういう人間だということです。
選挙民の皆さん、覚えておいてくださいね。
しかし、水道橋博士氏にしろ、山本太郎氏にしろ、ついでにいうと、初当選後一度も国会に登院していないガーシー参議院議員にしろ、選挙で選ばれていますからね。
選んだ人たちにはそれなりの理由があるのでしょうが、私なんかから見れば本当に何を考えているんだと感じます。
民主主義の限界なのかなあ。
念のために、再度言っておくと、私は「仕方がないから自民党支持派」です。
では