夫婦でもカップルでも、なんとなく波長が合わなくなってきたと感じることがあります。
これは危険な兆候ですから、そのままにしておいてはいけません。
もともと、日本では夫婦や付き合いの長いカップルでは、会話の時間が非常に短かいようです。
話さなくてもわかり合える。
こまごました煩わしい話をするより、いざというときに支えればいいとの考えがあるせいでしょうか。
特に男性は女性が気分を害しているときに、何も言わず見守ることが多いようです。
「優しさ」からだと言いますが、実際には面倒な女性の感情に惑わされたくないというのが本当のところでしょう。
しかし、女性はこれを自分への無関心と捉えます。
これでは二人の心の距離はますます離れていくだけです。
そして、「相手の為に妥協する」ということができなくなり、コミュニケーションが不足し、仲が悪くなったと感じます。
献身的な気持ちが無くなり、信頼感を失うんですね。
この辺でもうかなり危険水域だと言えるでしょう。
更に進むと、態度が悪くなってしまうなど、相手に対してネガティブな行動が多くなり、常に相手を執拗に批判してしまいます。
そして、怒りを制御できなくなる。
また、無責任な行動が多くなったり、いつもウソをついてしまうなどといったことも見られます。
結局、心も体も親密性が無くなってしまい、一緒にいて満足感が得られず、良質な時間を共に過ごせなくなるわけです。
これらは段階的に進みますから、少しでもそんな気配を感じたら、冷静に分析してみるべきでしょう。
そして、分析がイエスなら、できるだけ早く手を打たないといけません。
具体的には、まず、パートナーにはできるだけポジティブな言葉をかけてあげることです。
ポジティブな言葉の効果は実験で証明されています。
10日間ポジティブな言葉だけを言い続けた40組のカップル(Aグループ)とネガティブな言葉を言い続けた別の40組(Bグループ)を比較すると、Aグループのカップルの男性は常に健康でやる気にみなぎり、彼女との関係も非常に良好だったとのことです。
反対にBグループのカップルの男性は、ストレスを抱え、彼女と口をききたくなくなったり、13組は別れてしまったそうです。
そして、一緒に散歩しましょう。
できれば手を繫ぐといいですよ。
また、家でリラックスしているときに、彼のてのひらをマッサージしてあげてください。
手のひらでの接触は非常に効果があります。
更に、幸せだった頃のことをできるだけ詳細に二人で話し合います(写真や思い出の品物を見ながらがいいですね)。
これで関係をリフレッシュすることができます。
絶対とは言えませんが、かなり効果がありますよ。
では