ウクライナ情勢-国際社会の対応、情けない外務大臣、利用しようとする人たち

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一昨日の続きでウクライナ情勢の話をします。

ニュースで適宜拾ったものが多いので、全体的に繋がりが悪いと思いますが、ご容赦ください。

まず、現状ですが、ロシアとウクライナの代表団による前提なしの停戦交渉行われました。

ただし、交渉の継続で合意したものの、双方の主張の隔たりは大きく停戦が実現するかは楽観できないとのことです。

そうした中、ヨーロッパ連合は兵器および資金を供与してウクライナへの支援を強化を決定しています(EUが軍事支援として域外の国に兵器を供与するのは初めてのことです)。

そして、フランス軍は、北大西洋条約機構(NATO)の部隊としてルーマニアに仏軍500人を派遣すると表明。

なぜ、ウクライナではなく、ルーマニアなんだと思うでしょうが、直接的な衝突を避けつつ、ロシア軍の暴走に睨みを利かせるためですね。

また、EU域内へのロシアの航空会社の乗り入れ禁止措置が決定されました。

EUの決定に先立ってドイツやフランスをはじめとする主な加盟国やイギリスなどは独自に飛行禁止に踏み切っていて、これでヨーロッパ各国の足並みがそろうことになります。

これに対して、日本は、いまのところ、日本領空のロシア航空機の飛行禁止措置を追加の制裁措置として発動するかどうかは、状況を注視しつつ主要7カ国(G7)など国際社会と連携し、総合的に判断していくと述べているだけです。

さらに、ロシアの「一部」銀行のSWIFT(国際銀行間通信協会)からの排除も決定されました。

SWIFTは国境を越えた迅速な決済を可能にするメッセージシステム(ネットワーク)で、国際貿易の主要な決済手段で、排除されたロシアの銀行は、友好国の中国などを含めて国外銀行とのやりとりが困難になり、円滑な貿易取引が難しくなり決済手続きコストが上昇するとみられています。

いわば兵糧責めですが、これらの措置がどれだけロシアに対して効果があるかは疑問視されているんですね。

プーチン大統領もこれくらいのことは予想していたでしょうし、あまり厳しい締めつけをすると本格的な世界大戦にまで発展する可能性もあるからです。

ところで、今回のロシアのウクライナ侵攻に際して、林芳正外相は24日にミハイル・ガルージン駐日ロシア大使を呼び出し、抗議しました。

その時の林外相の様子があまりにも情けなかった。

その様子はテレビでも公開されましたが、手元のメモを見ながら、ガルージン大使に目線も合わさずの抗議。

あんなので本当に日本の怒りが伝わると思っているのでしょうか。

ロシア大使のほうがずっと偉そうに見えました。

それから、ウクライナ侵攻を利用しようとする人間も出てきています。

たとえば、辻元清〇氏は、「戦争反対。ぜったいに、だまってられへん。 #NoWar 」と発信した後、今日行われた渋谷の抗議集会に参加。

これに対して、

・いかにも選挙に向かってのパフォーマンス、いやらしさしか伝わってきません。

・いいから黙ってろ。戦争を売名に利用するな。虫酸が走る。反吐が出る。

・心から戦争反対だと思うのなら現地に行き活動するべきですよね。

との批判が集まっています。

本当にそのとおりで、こんなの井戸端会議で「戦争っていやねえ」と言い合ってるのと変わらないでしょう。

仮にも政治家ならもっと効果のある活動をして欲しいものです。

最後に、高村武義さんのツイートを引用しておきます。

「ウクライナ憲法17条は『法に反する軍事行動は認めない。他国の軍隊の駐留は認めない』という憲法9条に類する条文を載せた平和憲法でした。

それでもロシアの侵略を受けたのです。

もしNATOに加盟していたら今回のロシアの侵略は無かったでしょう。

仮にも政治家なら寝言言ってないで現実を見てください」

これを読んで護憲派の人たちは、どう思うのでしょう。

また、昨日書いた共産党の志位和夫委員長の発言「プーチン大統領のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです」ですが、独裁者が出現すれば、どんな憲法があろうと、そんなもの簡単に踏みにじるにきまっているでしょう。

そんなこともわからないのかな。

繰り返しますが、ウクライナ問題を自分の都合が良いように利用するのではなく、有事のときに日本を守れる体制を真剣に考えるための機会にするべきでしょう。

では
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