【ビギナー必見】ロゴができるまでを解説してみた

記事
デザイン・イラスト


こんにちは!グラフィックデザイナーのでざいんぬかみそです。

今回は僕がフリーでデザインを営む際に屋号とともに制作したロゴデザインをどのように作ったのかを紹介します!
ロゴを練習したい!という方に参考にしていただければ幸いです。

logover2.0-04.png
「でざいんぬかみそ」ロゴ





【ロゴの作り方目次】
1.コンセプトを文字に起こす
2.ラフ・原案を考える
3.フィードバック
4.修正&さらにフィードバック
5.完成


1.コンセプトを文字に起こす

このロゴができるまで-04.jpg

まずはどんなコンセプトでロゴを制作していくのかをしっかりと言語化していきましょう!

ポイントとしてはどんなデザインにするかを書くのではなく、どんな考えなのかを書くこと!!文字起こしで出てきたイメージに沿うようにデザインしていくので、完成後に「思っていたのと違う…」というズレが生じにくくなります!

今回私は屋号を「でざいんぬかみそ」とし、コンセプトについては



・ぬかみそのように作品やブランドをじっくりと形成していき、また長期に渡ってクライアントワークを依頼してもらえるように
・自分自身のスキルも熟成させていくイメージ
・徹底したヒアリング、充分な期間での制作を通してクライアントの要望や考えをぬか床で熟成させるように本質化させ、視覚的な形で具体化させる



以上のように言語化しました!





このロゴができるまで-05.jpg

コンセプトを言語化出来たら次はラフ(下書き)を作って案を出してみましょう!できるだけ色んな角度からアイデアを出すと考えが頭の中で具体化されていき、伝えたい情報を整理できます!


ある程度イメージが出来上がったら原案を出し、より具体的に形にしましょう!
上の画像にある通り、初期のでざいんぬかみそロゴ案は輪郭線があり、ぬかみその色も三色でもう少し正面を向いていました。


このロゴができるまで-06.jpg

原案が出来上がったらフィードバック!実際に形にしてみて思ったこと、ここを直せばもっと良くなりそう!といったところを洗い出していきましょう。
コンセプトからずれている部分を探したり、ロゴの場合ならば拡大縮小しても見やすいデザインになっているかをチェックすると良いと思います。


原案を見てもパッと改善点が見当たらない!!
と思ったら、少し時間をおいて改めて原案を見てみましょう。気が付かなかった違和感が見えてきますよ!


私の場合、原案を観察してみて


・線をつけるとかえって見づらい
・背景がないと見づらくなりそう
・アングルをもっと斜めに


といった改善点を挙げました。


このロゴができるまで-07.jpg

改善点が挙がったら修正を入れていきましょう!

前工程のフィードバックで挙げた

・線をつけるとかえって見づらい
・背景がないと見づらくなりそう
・アングルをもっと斜めに

を修正するために、以下の通りに修正を入れました。

・線はつけない
・背景色(水色)を入れる
・斜めのアングルに

出来上がった修正案が下になります。

ロゴ-03.png

修正ができたらさらにまたフィードバックをします!出来上がった修正案を観察してみて、さらにブラッシュアップできる部分を探していきましょう。

私の場合だと、修正案に対して


・水色の背景がロゴの味噌だると思っていたよりマッチしない!
・ぬかみその色があまりにも派手過ぎて合わない!
・縮小すると何を表現しているか分からない!


というフィードバックを入れています。


このロゴができるまで-08.jpg

前工程のフィードバックを受けて、

・背景をオレンジ色にする
・ぬかみその色を全体になじむグラデーションに変更
・ぬかみそのキャラクターをアップにして縮小しても見やすくする

以上のような修正を加えたところ、イメージに沿っていてロゴとしても見やすいデザインが出来上がったので完成としました!!



まとめ


今回紹介したロゴ制作の大まかな流れとしては、

・文字に起こす!
・ラフを考え原案で具体化する!
・修正とフィードバックを繰り返し、完成度を高める!

といった感じでしょうか。

今回のロゴ制作のプロセスは、デザインをする上での基本的な流れを踏襲したものになっているので、ロゴ以外の制作物にも応用してみてください!




最後まで読んでくださりありがとうございます!!

ココナラではロゴデザインをはじめ、ポスター、フライヤー、名刺等の印刷物デザインの制作サービスを出品しています!

「ポスター・チラシをもっとおしゃれに作りたい…」
「クオリティの高いロゴを制作したいけど、とても作れそうにない…」

そんな思いをしている方がおりましたら、お気軽にご連絡ください!!


また、Twitter, Instagramで定期的に作品や実績を投稿しておりますので、プロフィール欄からぜひチェックしてみてください~

それでは次回の投稿でお会いしましょう!!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す