【看護学生向け】病院選びで押さえるべき重要ポイント2選

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学び

就職活動していくにあたり、様々な病院があり選択に迷うと思います。

#病院選びのポイントが絞りきれない。
#いっぱい病院はあるけど、どんな病院が自分に合っているのだろうか。


病院選びには様々なポイントがありますが、新卒の病院選びでは教育体制と勤務体制が特に重要なポイントだと思います。

私の就職してからの経験も踏まえて、看護学生さんに向けて病院選びの特に重要なポイントについて解説していきたいと思います。


あまり看護師に直接相談できる機会ってないと思います。
相談サービスも行っていますので、もっと具体的に相談したいという方は是非ご活用下さい↓↓↓


病院選びのポイントとは?

病院規模、勤務体制、部署、給料、休日、福利厚生、看護体制、教育体制、立地、資格取得の優遇、離職率、、、



病院選びのポイントは様々ありますが、人それぞれ重要なポイントは異なってくると思います。

#残業が少なくて休日が多いところがいい。
#給料が高くて、スキルアップできるところがいい。


同じ病院でも残業時間や身につくスキルは部署によって異なってくることがあります。


こちらの記事では部署選びのポイントについて解説していますので、是非参考にしてみて下さい↓↓↓



新卒の就職活動で特に重要なポイント

新卒では看護師経験がないため一から経験を積んでいくことになります。

そこで、私の新人時代の経験も踏まえて、特に新卒で重要だと思う2点の病院選びのポイントについて解説していきたいと思います。


教育体制

教育体制と一括りにいっても、教育制度や看護師の人数、病院の規模・制度など様々なポイントがあります。それぞれどのようなポイントに気を付けたらいいのか解説していきたいと思います。


①教育制度、プリセプター制度

最近は卒後教育に力を入れている病院が多く、キャリアラダー制度を取り入れている病院が多くあります。

Q.キャリアラダーとは?
A.看護師の専門的な能力の開発や臨床実践能力、管理的な能力を段階的に表したもの
kurinikaruraidar01.jpg

引用【JCHO看護職クリニカルラダーモデルについて | 独立行政法人 地域医療機能推進機構 (jcho.go.jp)】



プリセプター制度を取り入れている病院も多くあります。

Q.プリセプター制度とは?
A.プリセプティ(新人看護師)にプリセプター(先輩看護師)が指導・サポートする教育制度


私の病院でもプリセプター制度が導入されており、勉強やわからないことなどを先輩ナースに相談しやすい環境でした。
支援体制や研修などが充実しているか確認してみましょう。
特に1年目の教育計画について確認してみて下さい。


②看護配置基準、病床数対看護師の割合、離職率、年齢分布

教育制度があっても教える看護師が不足していれば余裕をもって教えてもらうことは難しくなってきます。

看護配置基準(看護師に対する平均的な患者数)というものがあり、
 一般病棟では7対1、療養病棟では10対1などと定められています。
このように定められていても看護師が不足している病院はあります。

病床数に対する看護師の数の割合や、離職率、年齢分布などから病院の定着率をみてみて下さい。
看護師の総数に対して募集人数が多すぎるのも要注意かもしれません。


③病院規模、募集人数

規模が大きい病院の方が最新の機器や治療に関わる機会が多くなると思います。
また、入職者の人数も多く同期が多いため、横のつながりは多くなると思います。

私の場合、病棟に5人同期がいたのですごく心の支えになりました!




勤務体制

入院施設では交代制で看護しており、二交代と三交代の病院があります。


二交代制の勤務時間
日勤 8:30~17:30
夜勤 16:30~9:00

三交代制の勤務時間
日勤 8:30~17:30
準夜勤 16:30~0:30
深夜勤 00:00~9:00

基本的には上記のような時間振りの病院が多いと思います。

それぞれの体制ではメリット、デメリットがあります。

二交代
メリット              デメリット
まとまった休日がある        夜勤の勤務時間が長い
生活リズムが作りやすい       忙しいと夜勤でも休憩がほとんどない  
三交代
メリット               デメリット
勤務時間が短い             休みが短く感じる         
日勤→準夜勤など少し休み時間が長い   生活リズムを作りにくい
                   4日ぐらい夜勤が続く
                   夜は交通機関が動いていない


新卒でも夏頃には夜勤が始まってきます。夜勤が始まると不規則な生活になるため、さらに身体的にしんどくなってくると思います。
勤務体制が合わないと眠れない、過度なストレスがかかるなど身体に支障が出てくるので、できるだけ自分に合う勤務体制を選ぶようにしましょう。


私は三交代の病院でしたが、夜勤はあまり眠れず数日不眠な生活を繰り返していました。環境が変わっても寝られる、短い睡眠時間でも大丈夫だという看護師は別に辛くはないと言っていました。



まずは情報収集からはじめよう

上記のポイントを整理すると自分に向いている病院が見えてくると思うので情報収集していきましょう。

情報収集のポイントとしては、
★就職活動サイトで検索
★就職セミナーなどに参加する
★友達・先輩から情報をきく
★病院見学

私はマイナビ看護学生でよく情報収集やセミナー情報を得ていました。

病院の給料などの基本情報は就活サイトに載っていますが、残業や人間関係などの内部事情はあまり載っていません。
先輩からや病院見学で実際に現場で働いている看護師の情報をきくのが一番だと思います。



まとめ

自分が無理なく続けられる職場に就職できることが一番だと思います。

なかなか自分の希望が全て叶う病院を見つけることは難しいです。まずは数年先の目標を立てて就職活動することが大切かなと思います。
結婚などのライフスタイルの変化や自分のやりたい看護がみえてくるなど、自分の働き方、職場に対して求めるものは変化していくからです。

看護師は転職回数が多い職種です。まずは自分のスキルを身につけることで次の転職がしやすくなります。


最初の職場選びの材料として参考にしていただければと思います。


現役看護師としてお答えできることがもっと多くあります。
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