そもそもPNGとJPEGの違いは皆さんご存じでしょうか?
早速違いを早見表にしてみました。
バン!
「PNGは透過できるけどJPEG(JPGと同じ)は透過できない!」
これはご存じの方も多いのではないでしょうか。
僕も1番の違いはここなんじゃないかなと思います。
それでは、
「データ圧縮」の違いについてはご存じでしょうか。
PNGとJPEGはどちらもデータ保存する段階でデータ圧縮をしています。
ですが、、、
保存したデータをまた画像として表示するとき、
PNGはほぼ圧縮前の画質に戻せる
のに対して、
JPEGは圧縮前に戻すことができません、、、!
こう見ると、なんだかPNGはJPEGの上位互換なのでは、、、
僕も恥ずかしながら前まではそう思っておりました。
それぞれちゃんとメリット・デメリットがあるんです、、、!
特徴を理解して用途に合わせて使い分けることで、その画像をより効果的に使用することができます!
PNGとJPEGの違いについてもう少し詳しく見ていきましょう。
PNGのメリット
PNGのメリットは大きく分けて4つあります。
・画像が劣化しにくい
・透過(透明化)ができる
・色数が多いフルカラーの画像も対応している
・単色のイラストやロゴに適している
PNGはJPEGと違って、同じ色を保存するのが得意なので、イラストなどの単色で塗りつぶす画像に適しています。
また背景の透過もできるため、画像を切り抜いて背景を透明にし、スタンプのように扱うこともできます。
また、PNGは可逆圧縮といって、何度保存しても画像が劣化しにくいです。
PNGのデメリット
フルカラーの画像を保存する際にファイルサイズが重くなることです。
ファイルサイズが大きいと、送信に時間がかかったり、保存場所の容量を必要以上に使ってしまいます。
出来るだけ軽くしたいWEBページに使用する場合などは気を付けないといけないですね。
JPEGのメリット
・フルカラーの1,677万色を表現できる
・目では分からない色の差異を削除して、重い画像を軽くできる
フルカラーなので、繊細な色合いが重なり合う、自然や動物を撮影した写真も美しく表現できます!
また、重い画像を軽くしてくれるので、容量が気になる方はJPEGで保存がおススメです。
JPEGのデメリット
デメリットとして以下の3つがあります。
・何度も保存すると画像が劣化してしまう
・透過ができない
・一度圧縮した画像は元に戻せない
JPEGのデータは何度も圧縮(保存)してしまうと画像データが劣化してしまうため、編集や加工が必要な写真には向いていません。
また単色で表現するアニメーションやロゴなどは、粗く仕上がってしまう場合があります。加えて透明度の変更もできないため、背景を透明にする際は、PNGがおススメです!
「JPEGは持ってるんだけど背景透過のPNGが欲しい!」
という方がいらっしゃいましたら下のサービスからも作成できますので、是非覗いてみてください!
まとめ
JPEGは、
表現できる色数が1,677万色もあるため、グラデーションがかかった写真やイラストなど、フルカラーの画像やイラストを扱うときに最適です。
色数は変わらず、画像のサイズだけ圧縮することができるため、グラデーションを綺麗に表現したまま画像を軽くできます。
PNGは、
単色をハッキリと表現できるため、色数が少ないファイルデータを保存する際に活用しましょう。JPEGだと色の境目が荒くなり、ぼんやりと見える可能性もあるため、ロゴや図、グラフなどの色数が少ないファイルの保存はPNGがおススメです。
また、透過したいファイルもPNGで保存しましょう。
画像の質は、ユーザーに与えるサイト全体の印象まで左右するものなのです。加えて画像を最適化することで、表示速度が変わり、その結果SEOに影響することもあります。
このココナラに出品する際のプロフィール画像も同様です。
サイト運営を円滑にするためにも、JPEGとPNGの違いを理解して使いこなすことが重要ですね!
それではまた!