少龍の本棚 No.7 図書館戦争

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小説
私が有川浩さんの作品に出会ったのはこのシリーズが最初だ。当時中学2年くらいだったと思うが、クラスの男子との外遊びに馴染めず、昼休みは毎日図書館に通い詰める様になり、いよいよ図書館のヌシの一人になっていた頃、この本に出会った。「何だ、この私のためにあるようなタイトルは?」と手に取り読んでみたら、どハマりした。チョコレートパフェとあんこを一緒に食べた様な甘さの恋愛小説だったが、設定、登場人物、ストーリーが素敵で、読んでいて爽快感がすごかった。これ以降、自衛隊3部作は勿論読破し、有川さんの作品は新刊が出るとチェックする様になった。それにしても、「図書館の自由に関する宣言」をみて、ここまでのお話を作れる発想力、すごいなあ・・・。
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