色彩検定について

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 色彩検定について、私の考えや合格へのアプローチを数回に分けて書いてみます。

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 色彩検定とは、「色」に関する知識を問う検定試験で、文部科学省後援の公的資格です。公益社団法人 色彩検定協会が、級に応じて、半年に1度もしくは年に1度、開催しています。

 私たちは、例えば科学の授業で「色」とは「光」の刺激が、私たちに与える生理現象で、世の中の「色」は、赤・緑・青に分解される、といった事実を学んだかもしれません。

 また、小学校の図画工作、中学校以上の美術の授業で、黄色と青色を混ぜ合わせて緑色を作る経験を学んだかもしれません。

 しかし、これらは個々に、その場その場で学んだ、点状の知識、経験になりがちです。「色」について、点と点を結んだ線、線と線を合わせた面になる学びを得る機会が、なかなか無いのが現状です。

 色彩検定は検定という形を通じて、私たちの身近な「色」に対し、理論的・体系的な知識を得られる機会を提供してくれます。

 色彩検定は、3級、2級、1級、そして2019年から新設されたUC級の4種類があります。

 次回、これら各級の中で、特に1級試験について書いていきます。

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