862.読書をしたいけどする暇がない…なぜ? “時間泥棒”の正体とは?

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読書をしたいけどする暇がない…なぜ? “時間泥棒”の正体とは?




「読書をしたいけど、時間がない」と感じる人は、多いのではないでしょうか。コラムニストである筆者は、多忙な中でも記事執筆のために年間1000冊の本を読んでいます。そこで、今回は自著の「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)を基に、読書の時間を増やす方法を解説したいと思います。



スマホの利用時間は1時間超
 結論からいうと、読書の時間は日々のスマホの利用時間を見直すことで簡単に増やすことができます。



 例えば、NHK放送文化研究所が2021年に実施した、スマホの利用時間に関する調査によると、「スマートフォン・携帯電話」の利用時間は、世代全体で1日当たり平均1時間18分だということです。



 20代は男女とも3時間半近く使っています。30代以上では、年層が上がるほど、利用時間が短くなっていきますが。男女30代で2時間以上、男女50代でも1時間以上利用しています。全体の1時間18分のうち、自宅外での利用時間が27分なのに対し、自宅内での利用時間が51分と、自宅内での利用時間の方が長いという結果も明らかになりました。



 特に20代の男女は、いずれも自宅外での利用が1時間13分ですが、自宅内での利用時間は、男性2時間13分、女性2時間15分と、自宅外での利用時間よりも1時間以上多くなっていました。

 これらの結果から、若年層に限らず、さまざまな年代の人が、スマホを主に自宅で利用していることが分かります。現代において、スマホはコミュニケーションや情報収集を効率化するだけでなく、エンターテインメントを提供してくれる最も身近なツールであり、自宅の中で楽しんだり、くつろいだりするときに欠かせないものになっています。



 そのスマホを1日の中で一定時間触れない時間を決めたり、目の見えない場所に置いたりしておけば、本を読む時間をつくることが可能です。

活字離れなんて言わせない
 ところで、現代は活字離れの傾向が著しいと指摘する識者がいます。その根拠に、多くの調査結果では「本を読まなくなったこと」「出版不況」を活字離れの理由にしていますが、このような解釈には違和感を覚えます。

 スマホで音楽を聴くときは別として、ゲームや漫画、雑誌などは活字を多く含みます。文字を読まなくなったわけではありません。つまり、活字離れをしたわけではなく、活字の利用状況が変化していると考えた方が分かりやすいでしょう。

 活字媒体の利用状況は、時代とともに変化しています。かつては、書籍や新聞が情報収集や娯楽の中心的な役割を果たしていましたが、近年ではインターネットやスマホの普及により、動画や音声などの非活字媒体の利用が拡大しています。そのため、活字媒体の利用時間が減少しているように見えるかもしれませんが、必ずしも「活字離れ」が進んでいるとは限りません。

 また、活字媒体は、情報を正確かつ客観的に伝えることができ、思考力を養うことができます。学校や仕事の現場で活字が使われなくなることは考えられません。活字媒体の利用状況は変化しているものの、活字媒体の価値は変わらず、人々の生活に欠かせないものとして存在し続けています。

 今から30年以上前は、スマホはおろか、ガラケーやパソコンも一般家庭に普及していませんでした。ただ、そんな時代でも、不自由さを感じませんでした。私たちは、これらのツールの普及とともに、時間を割り当てるようになりましたが、これからは、スマホの代わりに読書の時間を割り当てればいいのです。活字離れなどは発生していません。

 何度も言いますが、スマホの利用時間を減らすことで、本を読む時間に充てることができます。活字媒体は非活字媒体よりも情報の正確さや思考力の向上に優れており、時代に関係なく価値があります。ぜひスマホを置いて、本を手に取りましょう。





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