日本の底力を大事にしよう

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今、一部では食糧危機に向けて「昆虫食」など、

ちょっと変わったものが推進されていますが…


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果たして、それしか方法はないのでしょうか。
もっと視野を広く持てば、色んな希望が見えてきます。



◆納豆菌の粉でパンや麺が出来る!◆


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食の都・山形県鶴岡市にある、
(株)フェルメテス様で開発、製造された「納豆菌粉」。
どんな味がするのでしょうか。
良質なたんぱく質が豊富で、
現在、小麦の代替えとして加工食品化が進められています。
小麦アレルギーの方にとって、朗報と言えそうです。


ちなみに鶴岡市には、慶應義塾大学先端生命科学研究所があり、
微生物の研究がさかんに行われています。

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腸内細菌を利用した難病の治療の研究が行われており、
「病気ゼロの社会」を目指しています。



◆おからは大切な資源だ◆



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豆腐、油揚げの製造時には必ず生おからが排出されます。
以前は食料や家畜の飼料、畑の肥料として重宝されてきた生おからですが、
時代の変化に伴いその需要も減少しました。

(株)みすずコーポレーション様では昭和50年代から
「おからは資源である」ことを常に念頭に置いて
乾燥おからの研究と用途開発を行ってきました。

おからは食品としての利用の他、きのこ培地の保水・養分補給用、
家庭で飼っているペット用トイレ砂の原料、撒き餌の原料等に利用
されています。


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おからは現在、年間70トンもの量が廃棄されるという悲しい現実がありますが、同時に「おからを使った食品を開発することで廃棄が減らせる」
「その分、美味しくて良質なタンパク源が得られる」
という希望があります。


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こうして見ると、注目されにくい小さな企業や地方に日本の宝が
あると言えます。
そこで生きている理念は、昆虫食推進などとは真逆の、
真面目で真摯なものです。
日本の再活性は地方から、かもしれませんね。
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