『ソウルメイト』にはどうすれば会える?
ソウルメイトは、探さなくても、会うべきタイミングで出会います。
会いたいと思って会えるものではなく、『自分らしく生きようとしている時』や『魂が求めている人生を歩もうとしている時』に会うべくして出会います。
つまり、魂が成長するための学びを得ようとするタイミングで、手助けしてくれたり、キッカケを与えてくれるのがソウルメイトなのです。
『ソウルメイト』の役割
現世での目的や使命によっては、ソウルメイトとの出会いが良い状況をもたらすだけではありません。
出会うことで悪い事や辛い出来事が起きる場合もあります。
しかし、仮に良くない事が起こったとしても、そこから得られた経験によって魂が成長し、その後の人生を好転させたりもします。
ソウルメイトはあなたを成長させてくれる存在であり、助けてくれる存在です。ソウルメイトに会えたから幸せになれるという訳ではないのです。
魂が持つ本来の目的を果たすために、自分の心に素直になり、魂の声に従って進んでいくと、ソウルメイトとの引き寄せ効果は増します。
これらの状況をふまえ、ソウルメイトに出会うのはどういったタイミングなのかを具体的に考えてみましょう。
『ソウルメイト』と出会いやすいタイミング
●生活環境の大きな変化や人生のターニングポイントで出会う
人間関係が大きく変化する時は新たな出会いも増えるので、
必然的にソウルメイトに出会うチャンスも多くなります。
◆入学・転校
◆就職・転職・転勤
◆引っ越し
◆結婚・離婚 など
●心境の変化や生き方の変化など、心理的なターニングポイントで出会う
辛い時期にでも気持ちを切り替え、何とか前向きに一歩踏み出そうと
もがいているようなタイミングでも出会いがあります。
◆大切な人を亡くす
◆大事なものを壊したり紛失する
◆失恋して落ち込んでいる
◆人間関係でとても悩んでいる
◆将来を悲観して不安に押しつぶされそうになっている など
『ソウルメイト』と会えないと幸せになれない?
ソウルメイトについて色々お伝えしてきましたが、実際のところ、出会った人の中から、「この人がソウルメイトだ!」と確信が持てる人はどれ程いるのでしょうか?
『この人かな?』と感じる人はいるかも知れませんが、
霊感のようなものが無い限り、ほとんどの人がソウルメイトという存在を特定する事は難しいでしょう。
大切なのは、『見る目』です。
『心の目で見る』という方が正しいかも知れません。
『ソウルメイト』という存在を意識する事で、
自分を成長させてくれる人かどうか、安らぎを与えてくれる人かどうか、
という視点で見ることができます。
良い状況も悪い状況も、魂が成長するために必要なものとして捉えられると、恨み、妬み、嫉みなどのマイナスの感情が減り、様々な人との出会いと出来事に感謝できるようになります。
ソウルメイトを見つけられれば幸せになれるという事ではありません。
私はソウルメイトを見極めようとする視点で、人や出来事を捉える事が大切であるとお伝えしたいのです。
人生は、幸と不幸のバランスがとれていると言われています。
『禍福は糾える縄の如し』という故事成語がありますが、
『禍福』とは「不幸と幸福」「不運と幸運」「災いと幸い」という意味で、
「幸不幸はより合わせた縄のように表裏をなしていて予測出来ない」ことを表しています。
ソウルメイトという存在を感じながら、人は幸福な時は有頂天にならずに感謝を忘れず、不幸な時も嘆き悲しむばかりでなく希望を持って生きることを心掛けていくことが大切なのです。
このように、人は人生の中で幸と不幸を経験して魂が磨かれ、成長して、再び魂のふる里に還ります。
『ソウルメイト』は、幸と不幸の経験を共に乗り越え、魂を成長させていく
『心友』や『戦友』のようなものかも知れませんね。
kazeyomi