戦闘力→お金→??

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先日ある野球チームが24年ぶりに10連勝して、ファンの方がものすごく喜んでいるニュースをみました。(次の日も勝って37年ぶりの快挙となったそうです)

コロナ禍でのオリンピックも話題となっていますが、スポーツは興味のない人には全く興味ないかもしれませんが、多くの方はテレビでオリンピックをやっていれば何だかんだ言ってきっと見るでしょうし、どの競技もどのチームも一部の熱狂的なファンという方もいらっしゃいます。

なぜ人はスポーツに熱狂するのか?

これは私の勝手な想像ですが、狩猟時代はまさに獲物をとるために戦闘力が必要で、時代が進んで古代になると国同士が全部戦争するとお互い失うものが大きいから、代表の人に戦わせてそれで勝ち負けを決めた、つまり領土問題など自分たちの生存に関わる戦いもあったと思うのです。
つまり戦闘力は生き残るために非常に重要視され、応援する人もされる人も命がけ、その名残で今もスポーツに熱狂するのではないかと思ってます。

戦闘力からお金へ

でも実感として今は戦闘力よりお金のほうが力を持っていると思いません?
もちろん今でも「国同士の戦闘力」は力の誇示には使われますが、もう少し一般的なことで言えばやっぱりGAFAとかテスラとか、力を持ってますよね。
もっとわかりやすく言えば

「戦闘力とお金、どっちがほしいですか?」

って聞かれてなかなか戦闘力って答えないと思うんです。なぜかって今の世の中のシステムではお金のほうが力があると思っているから。
じゃぁ、なぜ戦闘力だったのがお金にシフトしていったかと言えば、一言で言えば、宗教で金利を禁止していた(=お金の力を封じていた)けど、ある方々の金貸しが始まって、お金(の力)が「戦闘力や信仰心(キリスト教など)」を凌駕していったから。
お金はそれほど力があるんです。

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戦闘力からお金にシフトしていって、これで終わりかと言うと私はそんなことないと思っています。お金が力を持っているのは間違いないのですが、大きくは格差社会が問題となります。お金は資本主義というシステムがベースにありますが、資本主義は持っているところにはよりお金が集まり、持たざるものとの格差はどんどん開いていくのです。
トマ・ピケティの r>g ですね。「資本で稼ぐ(r) 」ほうが「働いて稼ぐ(g)」より収入が増えるってことです。
そして資本家と労働者の人数は圧倒的に労働者のほうが多い。つまり今の世の中のシステムはほとんどの人が不満になっていくのです。だから次の社会は必ず訪れると思っています。

次の社会は何??

これは正確にわかっている人はいないかもしれません。それこそ「神のみぞ知る」ってところでしょうか。
でもそれぞれが考えることは自由です。そして私はこう考えます。
次の時代はずばり個性。
なんだそんなこと、と思われるかもしれませんが、私も含め「個性の時代」を明確に想像できている人ってほとんどいないんじゃないでしょうか。
ざっくりした私のイメージは、
今までは誰かが作った集合体(組織)があってそこに入る。
これからは個性が集まって集合体となる。誰もが複数の集合体に属する。

わかりやすく言えば「会社という組織」に個人が入っていた(入社していた)のが、フリーランスや副業など「個が集まって」会社という組織になるという感じです。そんなの既に起きてるじゃん、ですが、これはたまたま仕事を例えただけでこれがあらゆるところにまで広がってくのではないかと。

最後に
ここまで持論を展開してきましたが、私としては「個性の時代がやってくる」=「時代が大きく変わる」んだから、今までのマインドセットを壊さないと苦しい時代になってしまう、逆にマインドセットをうまくシフトできればより生きやすい世の中になったと感じれるのではないかと思っています。
まぁ、マインドセットを変えるって「言うは易し行うは難し」ですけどね。^^;


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