探偵学校で教えてもらった言葉

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コラム
私事で恐縮ですが、、、
少しずつ、自己紹介をさせていただければと思います。

大学を卒業して1年間、市場調査の会社で働いて、
ふと「若いうちしか、やりたいことできないよな」と思い立ち、
探偵学校に入りました。

でも1ヶ月コースだったので、あっという間に卒業です(笑)

そして、その学校を運営する探偵会社に就職して、
探偵学校の手伝いとか社長秘書とか、実際の調査とか
やっていました。
その後、コンサル会社みたいなところに転職して、
調査の仕事が入ったら現場に出て、それ以外はリサーチの
仕事とか色々やっていました。

今から思えば、知識や経験も少なく
右も左もわからなかったけど、がむしゃらにがんばって、
刺激的で楽しい日々でした。
思い出だから美化されてる部分もあるけど。。。

小さい頃から漠然と探偵に憧れていて、
大学生の頃は「探偵倶楽部」にも入っていました。
これは、ただパーティーに参加できるだけのイベント系のもので
全然リアルじゃなかったけど。

社会人になって、ただの憧れが、マジで実際にあるんだと思いました。
まぁ実際はとても地味で地道で、映画とかドラマのようなものではないですが、、、

職業ドラマ系は、実際のそのお仕事の方から見たら、
「全然違う!」と言われる、まさにそれだと思います。

探偵をやめて、派遣でいろんなお仕事したり、
実生活で転々としたりして、今の会社に落ち着いて5年。

いろんな職場を見てみたいなと、派遣で1年ごとに
行き先を変えていたら、たいてい行った先で1、2件は
相談を受けました。人間関係とかお金トラブルとか。

なんとなくですが、私調べでは、
10人いたら1人は本当に「人に相談したい」ような
悩みを抱えているなぁと感じています。

家族や友人に話をして、解決するとか、とりあえず
収まるとかもありますし、専門機関に相談して
良い方向に行くこともたくさんあると思います。

大なり小なり、みんな悩みとか困っていることを
抱えていると思います。

でも、親しいし人に言えない内容だったり
悩みの原因が親しい人だったり、、ってなると、
もうどうしよう、、、ってなることもあるかと思います。

私が探偵学校で、先生から言われて
今でも心の中にある言葉です。

依頼者が正義

もちろん法令遵守ですが。
困って相談に来た方に対して誠意を持ってお話しを聞く。
この世の中、何が正しいとかの判断はとても難しくて、
基本的な拠り所はそれなのかなと思っています。

圧倒的にそれはダメってこともあるけど、
善悪は、価値観や社会属性で決まるところも多いので、
まずは頼ってくれた人の味方になること、そういう仕事だと思っています。

今でもふとした瞬間にこの言葉がよぎります。
探偵に限らず、どんな仕事にも通じる部分でもあります。

人間は強くも弱くもあるから、辛い時、困った時に
寄り添える存在になれたらいいなと思います。


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