たまには3Dプリント以外の設計をしてみる

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今回の挿絵は、私のベッドを嵩上げする台の設計例です。ベッドを高く配置してベッド下をフィラメントの収納に使うことを考えた。床にフィラメントが転がっていると歩きにくくてしょうがない。嫁にも怒られるし。材木はいろいろあるんだけど、ツーバイフォーが激安で日曜大工に使い勝手がいい。

ツーバイフォーの断面は38ミリ、89ミリで、長さはよりどりみどりでホームセンターにて簡単に入手できる。最近は購入時にカットまでやってくれる。それに電動ノコギリで簡単に切ることができ、長い木工ビス(コーススレッド)で簡単に接合できる。組み立てはボンドで止めるのが普通なんだけど、再度組み立てしなおしたり、分解したりする都合でボンドは使わない。

設計はさほど難しくはない。大きなものなので、設計ミスがあると不要な材料を買ってしまったり、組み立てできなかったりと面倒なことだ。3Dプリントの設計だと小さなものが多く作った感がないことばかりだけど、大きなものはいいね。材料の見積もりも一瞬で終わる。木材が11本必要だってことも数えなくても自動で数えるようにスクリプトを自前で改良した。

パーツとなる個々のサイズがきっちり決まっているから材料取りも非常に簡単であっという間に終わる。CADの便利さを享受できる。11本ぐらいだったら、グラフ用紙でも設計できないことはない。もし、百本ぐらい必要だったら手書きで誰もやりたくはないだろう。

私は一度設計を終えたあと、パーツをバラバラにセットしてから再度、CAD画面上で再組み立てしてみる。この作業を何度かやれば、実際に組み立てする感じまでつかめる。実際に、組み立てするときにミスが見つかるより間違いなく省力化される。ミスのない設計は実に価値がある。材料も組み立ても無駄がない。
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