志望する企業の選び方実践編-出版社の場合続編

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前編はこちらをご覧ください。

1.息子の就活の終わり
KADOKAWA志望の息子を前にして、私はすっかり否定的になりなりました。
まず合格は無理だから、併願する企業のリストをこしらえ、そちらの研究を始めたのです。
2月頃になって、息子に編集プロダクションも受けるように勧めています。

息子の返事は、次のような内容です。
「KADOKAWAから内定をもらった」

私は息子が何を言っているのか分かりませんでした。
寝ぼけて、内定をもらった夢でも見たのだろうと思いました。
早くも就活疲れか、困ったものだと考えたのです。

ところが、これが本当の話だったのです。
12月に参加したインターンシップに勝ち残り、早期選考に呼ばれ、最終面接が終わり、2月にして内内定が出たのです。
まれにこういった輩がいることは知っていましたが、まさか我が息子がなろうとは夢にも思わぬことです。

2.この就活の勝因について

今回の息子の就活を顧みて、気づいたことがあります。
「熱意は必ず通じ、夢は現実化する。」
ということです。

息子がコミック編集者になると言い出したのは中学生の頃です。
私と一緒になって、編集者になる道をネットで調べまくっていました。
結果、早稲田大学文化構想学部文芸ジャーナリズム科を受験すると決めたのです。

それから、早稲田大学に合格する方法を調べ、猛勉強を始めています。
順調に成績を伸ばし、無事現役合格を獲得。
編集者への道を歩き始めました。

大学入学後に最初にやったことは、タウン誌編集のサークルと漫画研究会に入部することです。
大学の講義は、ほぼ全部選択科目でしたが、文化論、編集論、出版論、挙句の果てには漫画文化論まで専攻しています。

2年次からはアニメーション制作の中小企業にもバイトに行っています。
また同時期から私の勧めに従い、マスコミ塾にも通い、作文と面接の研修を1年半行っています。

3年次からは小説家の教授のゼミに入り、ノンフィクションの小説を書くテーマを選んでいます。
夏ごろからはインターンシップに参加。
集英社、講談社、KADOKAWA等にエントリー。
そして、3年の2月にしてKADOKAWAの早期内定を獲得となりました。

どうでしょうか、最初からゴールまで首尾一貫していますね。
少しのブレもありません。
子供のころからの願望を忘れず、道を貫き、夢を現実化したのです。
考えてみれば、これで内定がもらえなかったら噓でしょう。

3.就活の秘訣

最初のころに書いた記事にも載せたことですが、
自分の熱中できる事を見つけ、それに関連した仕事が出来る企業を志望し、内定に向かって全就活力を集中させる事が重要です。

熱意があれば、エントリーシートも面接も自然に力がこもります。
そして、面接官にも熱意が伝わるはずです。
そうすれば内定は必ず勝ち取れましょう。
それ以外に就活の秘訣など無いと私は思います。





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