ステージ1-5”貧乏が頭を悪くするわけ”アメリカの行動経済学&心理学 実験が示した真実。

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皆さん!!おはよー。こんにちは。こんばんは。真実ブログへようこそ。。。
さて今回は、ステージ1-5にあたる”貧乏が頭を悪くする”について、お話ししていきましょう。
 前回までのブログを有料で読んでくれたファンの方々ありがとうございます!!!好きです。
また、今回から途中参加で読み進めていきたい”あなた”初めまして【読書ばっかりしている山ちゃんです】ここココナラでは、数々のデータが教えてくれる、この世の真実についてお話しています。どうぞお楽しみください。

 とっいうことで、早速真実への旅が始まります。定期的に(5話に1話ずつ)無料で読めるようにしていくので、前回までの真実がきになるかたは過去の話から追って読んでみてください。メディアに流されないため”この世の真実”を知識として学び、賢くよりよい人生に役立ててくれれば、幸いです。

ここまで説明してきたような社会になっている理由がわかる実験があるので紹介していきます。この実験はハーバード大学:センディル・ムッライナタン教授(行動経済学)と、プリンストン大学:エルダー・シャフィール教授(心理学)が、共同で行ったものです。
実験場所はニュージャージー州にあるショッピングモールの駐車場。実験対象者に世帯収入を自己申告させることで、富裕層と貧困層に分けて結果を比較しています。
実験の内容はこうです。(ショッピングモールに買い物に来ていた人たちに『あなたの車に不具合が起きている』と修理にお金がかかることを伝えた後で、『レーヴン漸進的マトリックス検査』という流動性知能を測るテストを受けさせます。)流動性知能とは、おもに計算力や論理的思考力のような能力を指します。

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試験者は実験対象者に、まずはこう問いかけました。

※『あなたの車に不具合が起きていて、修理には”300ドル”ほどかかります。ただし、自動車保険が適用されて、負担は半額で済みます。修理しますか?それとも、一か八かこのまま様子を見ますか?』

修理するか様子を見るかの判断は人それぞれでも、工面するかどうか検討しなければならない金額は150ドルです。

 この案件について考えさせた後に知能テストをすると、富裕層も貧困層も結果に大した違いは見られませんでした。
ところが、次の条件に変えると、結果は大きく違ってきました。

※『あなたの車に不具合が起きていて、修理には”3000ドル”ほどかかります。ただし、自動車保険が適用されて、負担は半額で済みます。修理しますか?それとも、一か八かこのまま様子を見ますか?』

この場合、工面するかどうか検討しなければならないのは”1500ドル”。かなり大きい金額です。

そして、このことについて検討させて知能テストを行うと、富裕層には変化がなかったものの、貧困層の成績には著しい低下がみられたのです。
貧困層にとって、”150ドル”はなんとかできるとしても、”1500ドル”は困難。そのため動揺し、頭が混乱してしまって流動性知能も低下したものと思われます。

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こうしたことは誰でも起きます。”お金のことを心配して、それで頭がいっぱいになっていると判断力が弱り、余計に出費してしまったり、損をしたりしやすくなります。”つまり、貧乏な人はいろいろ考えているつもりでも、貧乏であるがゆえに間違った判断をしがちだということです。そしてその結果、どんどん貧困になっていくという身も蓋もない結論に至ります。

 こうした実験結果を知ってか知らずか、日本でも『お金がない人』をターゲットにしたビジネスがいくつも展開されています。
”貧乏により判断力が弱くなっている人がビジネスのターゲットにされ、カモられてしまう。”これでは、富裕層と貧困層の”格差”が広がっていくのは当然ではないでしょうか。。。

これらの実験やデータが示してくれているように、人はとっさの”判断”や”選択”は得意ではなく間違いや不合理な選択を繰り返してしまうよう、脳のメカニズムはできているようです。なので、正しい”土台”や”思考”の上で”決断”していかなければならないというわけです。そして、我々が今すべきことは、グローバルに豊富な知識を身につけ、また支出を再度見直し(必要と不要の精査)自己投資のため(より明晰な思考や最善の選択が身につく)”大事な大事なお金”を使っていき、世界の”食いもの”にされないよう”奴隷”にされないよう、強く自分を持ち続け生き抜いていかなくてはならないということが分かります。。。。

今回の話は”無料で”公開いたします。
いつも最後まで読んでくれてありがとうございます!!!
さて次回は、ステージ1-6【高齢社会で起きている歪な比率】について書いていきます。少子高齢化社会が生む”混沌とした真実”をわかりやすく伝えていくので、お楽しみください。

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