kintoneアプリを構築するときに設計書は必要か

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IT・テクノロジー
kintone(キントーン)を使用してアプリを構築する際、設計書の作成は重要なステップです。
ではなぜ必要なのか。

悩んでもゴールを目指すことができる

アプリを作成する前にまず目的(ゴール)を設定にします。
どのような業務を改善し、どのような問題を解決するかを明確にすることです。
これによりアプリの構成に悩んだ時でもゴールへの道に沿うことができます。

必要なフィールドを選別できる

kintoneアプリでは自由にフィールドを配置することができます。
自由度が高いゆえに、あれもこれもと追加して後々不要になることがあります。
またフィールドタイプを変更したいとき、既存のフィールドから移行いなければいけません。
事前にフィールドの名前、フィールドタイプ、必須項目設定、表示形式などの詳細を記述します。
それぞれのフィールドの定義も記述します。
これにより、利用者がなにを入力するフィールドなのか理解しやすくなります。

アプリ間の連携を見える化

kintone上で複数のアプリを連携させる場合、それらのアプリ間のデータのやり取りや連携方法について記述します。
例えば、データを自動的に更新するトリガーを設定したり、関連レコードを表示する方法などを記載します。
ドキュメント上で残しておくと、どのアプリと連携しているかを確認することが簡易的になります。

グループで構築・改修を行う場合の報連相ツール

kintoneでは、複数のユーザーがアプリの作成や改修を行うことができます。
このような場合、報連相ツールが重要です。
設計書を残しておくことで、メンバー間での意見交換や変更内容の共有、後任者への引継ぎ等を行うことができます。

記憶を保管する

すべてのアプリの設定を覚えるのは困難です。
時には、なぜこんな設定をしたのか思い出せないことがあります。
設計書を作ることで設定した理由を確認でき、改修の近道となります。
設計書はkintoneアプリ構築や改修において重要な役割を果たします。
適切に作成し、関係者間で共有することで、円滑なプロジェクト進行やアプリの効果的な運用が可能となります。

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