『コーチングの心理的効果に関する研究論文』

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コーチングの効果というと?
大体、以下のような説明が多いイメージです。

『自ら考えて決定することで、不安や精神的迷いによる疲労が軽減してストレスが減る、将来の理想イメージが具体性を帯びてきてやる気が上がる、深い内省を促されて今まで考えてもこなかったアイデアや気づきが得られるといった効果、云々』

これはこれで正しいと思うのですが、何となくふわっとした印象がありますよね。

コーチングが日本に導入されて約20年経ちますが、きちんと科学的に効果が実証された学術論文も近年では出てきていて、『日本感性工学会誌』というヒトの心理を臨床的にきちんと数値化できる指標のようなものを用いて実証している学術誌が日本にもあります。


【Yuri Hamada et al. 日本感性工学会論文誌】
CTIジャパンの認定コーチ3人が健常者(18-24歳の大学生・大学院生10名)1人1人に対し、個別に15分間のコーチングを実施。
コーチング前後でPOMS(Profile of Mood State)と呼ばれる心理的観察・気分変容の観察テストを行った。

POMSの内訳としては
①5分間の心理テスト
②15分間のコーチング
③5分間の心理テスト
④アンケート回答

その結果…
コーチング前の”心理状態”はコーチングの効果とは関係が無いことが判明。
被験者の90%で
『活気』上昇、『緊張・不安』減少、『怒り・疲労』減少
自ら考える・自己決定により考えがまとまった効果を実感



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