2023年今年も残すところあと3か月。朝晩だいぶしのぎやすくなってきました。そんな時期にじっくりとこれからことを考えるのも良いかもしれません。天秤座生まれの方の今月の仕事運を占ってみましたので、良かったらご参考に。
・過去・・・ペンタクルナイト(逆)
・現在・・・ペンタクル6
・近未来・・・ペンタクル9
・アドバイス・・・ペンタクル8(逆)
・周囲の状況・・・ワンド5
・障害になっていること・・・ワンド10(逆)
・最終結果・・・カップキング
V字型のスプレッド、真ん中のペンタクル8を境にきれいに黄色と青系のカードが並びました。この並びから、この時期のてんびん座の皆さんが忙しく懸命に働いていらっしゃるのではないかという印象を受けます。
その状況は障害になっていることのワンド10逆位置が良く表しています。この人物は自分一人で責任を負い、すべてを抱え込んでいるように見えます。視界は大量のワンドに遮られ、ただただ自分一人の世界で仕事に没頭している、そのような印象です。また現在のペンタクル6も「分け与える」「奉仕」というキーワードを連想させます。この2枚からは「そこまで一生懸命しなくても・・」と声をかけたくなるような状況にあることが想像できます。
ではこの状況は仕事が忙しいことの表れなのでしょうか?周囲の状況のワンド5は方向性が定まらず、いたずらにバタバタしている状況を表しているようです。つまり仕事量が多かったり、人手が不足しているといった条件から忙しいわけではなく、仕事の進め方を良く考えることでこの状況は改善することが出来るのに、そこに目が向かない、気づかないための状況といえるようです。
そんな周囲に振り回される格好で、てんびん座の皆さんが奮闘している、そんな状況が目に浮かびます。アドバイスのペンタクル8逆位置も「そこまでしなくても良いんじゃない」「たまには自分のことに集中して」というメッセージを送っているようです。
そのように自分を甘やかしても良い状況は近未来、最終結果の2枚のカードからも伺えます。ペンタクル9は実り多い畑を背に着飾った女性、カップキングは落ち着きのある寛容な男性を描いています。これまでの皆さんの働きぶりは十分に成果をもたらし、周囲からも理解されていることを表しています。これだけ周囲のために働いてくれているのだから、少しくらい力を抜いても良いのでは?と好意的な目で見られているように感じます。
・今月の1枚・・・紳士
ルノルマンカードの説明の前に、うっかり撮影を忘れてしまいましたが、アドバイスの補足もタロットカードから引いています(部分的に写りこんでいますが・・・)。
・補足・・・ソード5逆位置 ・カップ5 ・司祭
タロットカードでは2枚とも「5」のカードが現れています。また大アルカナ司祭も与えられた番号は「5」です。周囲の状況もワンド「5」でした。「5」という数字は「困難」を意味します。もしかしたら忙しく立ち回る方が自分を甘やかすより楽なことのように感じているのかもしれません。ですが周囲からは好意的に見られているようですから、遠慮することなく力を抜いていただきたいと思います。司祭は「モラル」を意味します。正しいことをする(自分の権利を主張する)のであればそれは認められる、そのような意味だと思います。遠慮は無用だと思います。
ルノルマンカードの紳士はサポートしてくれる特定の人物を意味しているのかもしれませんが、ここでは毅然とした対応、ゆとりのある応対を示しているように感じます。声高に自分の功績を訴えるのではなく、あくまで自然体でいることがより評価を高めることにつながるのではないかと思います。
その場の空気を読むことに長けたてんびん座の皆さんですが、この時期は少しだけ力を抜いて、自分のことに集中されても良いと思います。それだけの実績を今まで積み重ねてこられたのですから。