１３回の転職 その１１「結婚披露宴司会者」

OA機器販売営業職を辞めてから少し心に穴が開きました

それなりに一生懸命働きました

飛び込みのつらさも乗り越えて

頑張った分理解されないことへの苛立ちが大きかったのでしょう

何もする気が起きず引きこもっていました

「これじゃいけない」

とは思いましたが身体が動きません

それもそのはず

食事も取っていなかったのです

仕事とは関係の無い

プライベートな問題も影響していたのです

その話は改めて別の機会に書かせて頂こうと思いますが

とにかく気が抜けてしまったのです

そんな時

地元の求人チラシに「司会者募集」の文字が目に飛び込みます

「司会者募集？」

ひじょうに興味を持ちました

実は

人前で話す快感は中学校時代に経験していたのです

ある日漠然と朝礼の司会をやってみたいと思うのです

当時の中学校は各クラス４０名を超える生徒数

一学年８クラスはありました

朝礼台の上から１，０００人近い生徒に向かって号令をかけるという

なぜかそこに魅力を感じたのです

朝礼の司会を務めていた生徒会役員に就任するため立候補をするのです

立候補者が数名いたので選挙となりました

立ち会い演説会が催されます

そこで全校生徒を前に自分の公約を話すのです

結果は当選

念願の朝礼司会を満喫することが出来ました

そんなことを思い出しながら「司会者募集」の面接に向かいました