全てを手に入れた人でさえ・・・一番大切な事

全てを手に入れた人でさえ・・・

一番大切な事

いつもありがとう(^o^)

私たちは、持っていないものをリストアップして、

それが手に入れば、「幸せ」になれるような気がしています。

でも、本当にそうでしょうか?

全てを手に入れた人でさえ・・・

という題名を聞いて

誰を想像しましたか?

キムタク？

カッコイイけど

違います。ｗ

私は、この人だと

思うのです。

（本名：ガウタマ・シッダールタ、パーリ語ではゴータマ・シッダッタ）

誰じゃ?

えっ、知らないの?

お釈迦様ですよ。

ブッタとも呼ばれています。

地球上で、後にも先にも、この方だけが「悟りを開いて仏になった」人です。

お釈迦様なら、みんな

知っていますよね。

釈迦族の王の継承者として、大切に育てられた人です。

母親は、出産後、しばらくして他界していますが、

王様（父親）が、何不自由なく

要求するものを与えて育てました。

元々、天才肌であったため、何をしても優秀でした。

そんなお釈迦様ですが、満たされない気分だったそうなんです。

贅沢な悩みだとは思いませんか?

将来は、王様の地位につけて、欲しいものは何でも手に入り、

頭も良く、武術も強かったみたいなんです。

イケメンだったかどうかは、わかりませんが。

それでも

誰もが羨ましく思える存在だったことには間違いありません。

お釈迦様は、満たされない心の解決のために、出家するという道を選びます。

地位や名誉、王や国民の期待、財産や家族

その全てを投げ出してまで、自分の心の解決に人生を捧げた人でした。

出家を決めた時、誰も反対しなかったのかと思いませんか?

王様は、大反対でした。跡継ぎがいなくなるのですから。

継承者として、これまで大切に育ててくれたわけです。

王様は

「何が欲しいのか？

何でも叶えてあげるから言ってみよ！」

と。

お釈迦様は、何を望まれたのでしょうか?

３つあります。

１つは

「老いない体にしてください。」

１つは

「病気にならない体にしてください。」

１つは

「死なない体にしてください。」

「そんな無茶な事を・・・」

と言って王様は、呆れたそうです。

望みが叶わないので、

出家したわけです。

結果的に、ブッタとなって悟りを開いて

今日まで受け継がれる教えを説かれた人です。

このエピソードを私は聞いて

全てを手に入れた人でさえ、心が満たされないことを知り、

全てを捨ててでも

自分の心に正直に生きたブッタの生き方に魅了されたのでした。

誰かの役に立ちたい

とかではなく、

自分自身を満たすのが先にあって、

それが後に、

みんなの役に立った

という順番です。

私は、どこの宗教にも属していませんが、

お釈迦様の生き方に

興味があり、

何を説かれたのかにも

興味津々です。

憧れの存在ということです。

「出家したい」とは、

思っていませんよ。

そこまでして得られたものが

何なのかを知りたいと思い

日々、勉強中です。

カズヤ

ありがとう